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2024/10/31 ハロウィンはクリスマスの始まり

すっかり涼しくなった。それでもまだ、急に暑くなるかもしれないという疑いを捨てきれない。衣替えをしきれず、クローゼットには夏物と秋物が混在していて、なんならあふれている。この週末こそ、秋冬にシフトしていいんだろうか。何より買い物に出ようとしている今、上着を着て行くべきか行かざるべきか。今は寒い気がするけど、帰りの坂を上った時に汗だくになってしまうんじゃないか。

たかが歩いて10分の場所に買い物に行くのに数分迷ってしまう。迷わなければ今頃もうスーパーに着いてるぞ。暑けりゃ脱ぎゃいいんだよ、と自分の後ろ頭をはたいてやる気持ちで、結局着て行くことにした。

来週、次男はピアノの発表会だ。今日はレッスン日ではないが、教室の子どもらが集まって発表会のリハーサルのようなことをするらしい。ハロウィンだし、お菓子でも持たせますかね、と考えてスーパーまで坂を下りてきたのである。なんかこう、ハロウィンパッケージみたいなの、あるだろ。

これはかなり甘い考えだった。ハロウィン当日なんてクリスマスなのだ。何を言ってるのかわからないかもしれないが、とにかくクリスマスだった。スーパーには生のかぼちゃ以外、ハロウィンの要素はなく、もう店内はクリスマス一色、しかも片隅にはおせちの予約という名の正月が待機している。仕方なくいくつか普通の袋菓子をみつくろった。

ハロウィンにはどうもなじまない。大人になってから急に市民権を得た行事だから、なんだか手薄になるというか、認識が甘くなる。今の子どもはどうだろうか。クリスマスぐらいの大きさのイベント感を感じているだろうか。

子どもらが小さい頃は近所でパレードがあって、仮装して菓子をせびり取って歩いていたが、コロナでそれもなくなった。以降は近い土日になんとなく友達の家にお菓子を届けに行くというような、曖昧なイベントになり下がっていた。今年は子らも特に何も言わないし、それもやらなかった。もうこいつら大きいし、お菓子を交換してた子らもみんな中学生になってしまった。うーん、「そんなよーちえんじみたいなのやってらんないよっ」って感じなのかもなー。

ハロウィンへの態度をどう取ればいいのかわからないんだよな、と毎年この日に思い出すのだ。学習能力が壊死している。毎年これなんだよ!と思いつつ家に帰って仕事し、揃って(走って)帰ってきた子らを迎えた。

長男(小6)「なんか隣のクラスの人たちはみんな仮装して登校してたわ」

あっそういう感じなんだ。えー、ますますわからん。ハッピーハロウィン🎃

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とさみつん
本やなにかしらのコンテンツに変わって私の脳が潤います。