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【企画】企業研究者の飾らない一日。その6。「気絶」


AM

若干寝不足だけど、昨日薬局で「睡眠の質を高める」みたいな感じで機能性表示されてるやつを見かけて、どんなもんかと買ってみて飲んで寝てみたからか「ま~起きるか。」と思えた。FitBitの睡眠スコアは大して変化なかったけど。

メタ的な発言というか、to C の会社にいるとこういうのに対しては思うことも多いけど、なんでもかんでも簡単に許可はされないし、この一言を載せるために必死に仕事してる人もいるので、真の科学的根拠とは別の価値もあるのかもしれないとも、最近は少し思う。本当に「売るため」だけだったらそんなに頑張れんよ。受け取ってもらう人を思いながら頑張っている人がいると思う。


消費者と触れる世界は本当に難しくて、ものやその性能だけでは救うことができない層が一定以上いる。たまにある調査などで対面してお話すると、自分たちに課されている責任と、いまだ解消できていない苦痛の大きさに心が締め付けられる。そういう人たちの心に触れるものを作りたい。と、このところすごく思っている。胸を張って間違いのないといえる研究、それを反映させたテクノロジーをもってして、どこまで人に寄り添うことができるか。今後5年くらいの主眼になりそう。


午前は、メールを返したり諸々調整をしたりして、昼前くらいに出社。


PM

本日の出社案件は主に実験。あといくつか細かいこと。

「実験しに行く」とはいうけど「研究しに行く」とは言わないな、と電車で思った。どんな実験をするのか、実験結果をどう扱うか、にウェイトを置いているのかな。

ともあれ、5時間近くかけてまた大量のデータをとれたので、こやつらの料理が楽しみ。

細かいことも秒で対応できた。負担に思わない範囲のことであれば無限に即対応して脳のリソース割かずにいられる。なのでこの「負担と認識しない範囲」をどれだけ広げられるかが、余計なことを考えずにやりたいことに専念するコツかもしれない。自分なりのエッセンシャル思考。取捨を選択するのではなく、自動運転と手動運転の事柄を仕分けして割り振るという選択。内挿領域の拡張。


帰宅後

やりたいことがたくさんあったけど、気づいたら寝てた。最近寝落ちのことを「気絶」と言ってるんだけど、特定の層から評判がいいので使い続けよう。もしかしたら本当に気絶してるのかもしれない。

しかし出社すると体力消費がだいぶ激しい。通退勤と職場での移動で10000歩、駅も職場もアップダウンがそれなりにあるので、コロナ前はだいぶ毎日身体を動かしてたんだなあと、いまスマートウォッチを付ける生活をしていて気づく。
最近食欲も戻ってきているので、うまく身体を調整していきたい。

ちょっとひとつ今おもしろそうなことが頭に浮かんでいるので、早くやってみたいと思っている。

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