#20 ANDとORを極める
こんにちは。みっちーです。
このnoteは1回3分で読めるExcel解説本です。
前回はIF関数を解説しました。
突然ですが、if-thenプランニングはご存知でしょうか?
何かを習慣化したいときに威力を発揮する、最強の習慣術です。
使いかたはかんたん。
「もしxxが起きたら、〇〇をする」と実行計画を立てるだけ。
悪い習慣を断ち切るのに有効です。
例えば、あなたがダイエット中の場合、
「仕事中にお菓子が食べたくなったら、ナッツで我慢する」
たったこれだけ。
これだけで我慢できます。
わたしもif-thenプランニングをつかっています。
ぜひ試してみてください。
(if-thenプランニングを使っている方は、効果があったif-thenプランニングをコメント欄にお寄せください^^)
さて、そんなIF関数ですが、今日ご紹介するAND関数とOR関数との相性が抜群です。
AND関数とOR関数は、IFの条件をより細かく設定するときに使う関数です。
突然ですが、ランチタイムを想像してください。
①パスタ 800円
②コーヒー 300円
③パスタ&コーヒーセット 1,000円
IF関数で表現すると、
①IF(注文="パスタ", 800円)
②IF(注文="コーヒー",300円)
③IF(AND(注文="パスタ",注文="コーヒー"),1,000円)
①:注文がパスタ単品なら、800円
②:注文がコーヒー単品なら、300円
③:注文がパスタとコーヒーなら、1,000円
唐突にAND(注文="パスタ",注文="コーヒー")が登場しました。
これがAND関数です。「AとBを注文しているなら」という意味になります。
「AとB」←ここが肝です。
専門的な言い方をすると「AかつB」と言います。
カッコ()の中は3つ以上でもOKです。「AとBとCと・・・」となります。
ランチタイムに話を戻します。
食後に紅茶が注文できるようになりました。
①パスタ 800円
②コーヒー 300円
③紅茶 300円
④パスタ&コーヒーセット 1,000円
⑤パスタ&紅茶セット 1,000円
IF関数で表現します。
①IF(注文="パスタ", 800円)
②IF(注文="コーヒー",300円)
③IF(注文="紅茶",300円)
④IF(AND(注文="パスタ",注文="コーヒー"),1,000円)
⑤IF(AND(注文="パスタ",注文="紅茶"),1,000円)
①:注文がパスタなら、800円
②:注文がコーヒーなら、300円
③:注文が紅茶なら、300円
④:注文がパスタとコーヒーなら、1,000円
⑤:注文がパスタと紅茶なら、1,000円
このままでもOKですが、すこし改良します。
①IF(注文="パスタ", 800円)
②IF(OR(注文="コーヒー",注文="紅茶"),300円)
③IF(AND(注文="パスタ",OR(注文="コーヒー",注文="紅茶"),1,000円)
①:注文がパスタ単品なら、800円
②:注文がコーヒーか紅茶なら、300円
③:注文がパスタとドリンク(コーヒーか紅茶)なら、1,000円
3つにまとめることができました。
ポイントはOR(注文="コーヒー",注文="紅茶")、これがOR関数です。
「コーヒーか紅茶を注文したら」という意味になります。
専門的な言い方をすると「AまたはB」と言います。「A or B」(AおわB)とも言いますね。ANDとおなじく、カッコ()の中は3つ以上でもOKです。「AまたはBまたはCまたは・・・」となります。
まとめます。
・AND関数とOR関数は、IFの条件が複数あるときに使用する
・ANDは「AかつB」で、両方を満たしたらTRUEになる
・ORは「AまたはB」で、どちらかを満たしたらTRUEになる
今日はここまで。
今回はExcelを使わずに、日常生活で例えながら解説してみました。
いかがだったでしょうか?
参考になった方、次回も楽しみと思われた方は、
『スキ』と『フォロー』してくれるとうれしいです。
次回は、IF関数をすっきりと書くコツを解説します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました😊✨
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