【Voicyで放送済】株トレードで相場退場をしないための心得7つ【まとめ記事】
この記事は「株式投資でちょいと役立つラジオ」で公開された内容の"まとめ記事"となっています。
より詳しい内容は、下記のVoicyアプリよりご視聴いただけます。
(※ 2021年8月16日の時点でフォロワー数:20,300人)
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「相場退場」をしないために、この7つを抑えて!
1. ポジション管理の徹底
株トレードで負ける大半の要因は『ポジション管理ができていないから』です。
・寄付エントリは打診から
・エントリした株価から、最低でも30%落ちても余裕がある状態を保つべき
と、YouTubeやVoicyの発信で何度も言い続けています。
それだけ「ポジション管理」は、トレードをする上で重要。
とくに運用資金が少ない人ほど、ポジション管理が崩れやすい(できない)ため注意が必要なのです。
資金が少ない場面でよくあるのが「100株のエントリで余力いっぱいいっぱい」「余力を考えると低位株しかエントリできない」など。
こうなるとエントリの選択肢が縛られる上に、資金のあるツワモノに狙われたときに一発で沈められてしまう可能性が大。
『ポジション管理』ができていなくても利益を上げられる事があるかもしれませんが、精度の高い「トレードスキル」「銘柄分析」が必要となります。
個人的には、
・最低でも300万円(信用取引で1,000万円)が用意できるまでは、トレードをしない。
を徹底した方が良いと思っています。
やはり運用資金が多いと、
・エントリした株価から30%落ちても余裕を保てる
・エントリできる銘柄が制限されない(値嵩など)
・場中ナンピンなどトレードの選択肢が増える
などから、トレードの難易度が下がります。
トレードで勝つためには、負けない道を選ぶこと。
負けないためには、リスクを回避すること。
『ポジション管理』は、リスク回避で最重要と言えます。
2. ロットを大きくしすぎない
トレードをしていると「ここはチャンス!」と、ロットを大きくする場面があります。
もちろん利益を伸ばすために、ロットを増やすのは賛成です。
ただし、ロットを増やしたことで『ポジション管理』ができなくなってしまうのなら話は別。
トレードでは「急なナイアガラ」「ふるい落とし」といった理不尽が訪れるため、常に最悪なケースを考えて耐えられるだけの余裕を保たなければいけません。
中には「急なナイアガラで含み損を抱えたけど、明日になれば回復するかもしれない」と、持ち越しをする人がいます。
もちろん、運良く株価が回復をして利確ができることもあるでしょう。
ですが多くの場合は、
・翌日ギャップダウンスタートから仕方がなく損切り
・株価がダラダラ下がって、エントリした値位置まで戻ってこず損切り
となりがち。
それは資金のある人が、資金のない人(あなた)より優位に動いているからです。
ロットを増やすのであれば、ポジション管理の見直しもセットで!
3.「一銘柄」「一つのセクター」に資金を集中させない
「●●の銘柄がテクニカルで見て良さそうだから」「今日は●●の銘柄が赤島で資金が入っているから」と、一つの銘柄だけに資金を全集中するトレーダーは少なくありません。
また、一つのセクター内で銘柄を複数持たれる人がいます。
例:「半導体・5Gセクター」として
・レーザーテック
・アドバンテスト
・野村マイクロサイエンス
・フェローテック
・日本高度紙工業
前者も後者も、急なふるい落としやセクター全体で裏目を引いた場合に対応することができず、退場に繋がります。
個人的には、複数の銘柄へエントリするのであれば「セクターを分けてのバスケット投資」。
また「板動きの早い銘柄」を一つもったなら、もう一つは「日中足でピーク&ボトムがしっかりと形成されていて板を見なくてもOKな銘柄」にすることです。
繰り返しとなりますが、「一銘柄」「一つのセクター」に資金を集中させると退場リスクが高まります。
4. 自分のルールを確立させる
・トレード初心者
・資金に余裕がない人
・相場退場している人
に多く見られるのが、毎日エントリ。
・日経、マザーズが大暴落中でも(下げ止まらない)
・寄天相場でも
・寄付ギャップアップ気配でも
どのような相場状況であっても、エントリをしています。
「早く資金を増やしたい」という焦りからでしょうか。
自分もトレードを始めたての頃は「早く稼ぎたい」という焦りから、毎日エントリしていました。
ですが、結果は大失敗で持ち越しをしたり、損切りをすることがほとんど。
自分だけのルールを決めて、ルールから外れた場面では割り切って休む!とした方が、失敗リスクを回避できます。
<自分だけのルール>を一部書くと
①9時から10時の1時間にトレードを制限する(出来高が多く難易度が低いから)※ 銘柄による
②寄付ギャップアップ銘柄は基本的に入らない(入って良い場合も決めている)
③持ち越しをする際は、翌日ギャップダウン。長期間の塩漬け覚悟で
④どれだけテクニカル的に見て良くても、大口の買いが入ってこない場合は撤退する
経験を積んでトレードスキルが上がると、自分のルールもどんどん変化するもの。
現状のスキル・資金に見合ったルールを、しっかりともつことが大切です。
5. 前日検討をしっかりする
「トレード前日の銘柄検討は、当たり前のように毎日する必要がある」と発信で言い続けています。
つまり『前日の銘柄検討を怠ってはトレードができない』ということです。
日経、マザーズ、ダウ、先物の全体的な動向を見るのはもちろん。
個別銘柄では、
・出来高推移
・回転日数の推移
・信用買残 / 売残(融資残 / 貸株残)
・しこり玉
・出来高だまり
・機関の空売り状況
・直近のIR / 関連ニュース
・業績
・業種全体の動き
・エントリポイントの場合分け
を、一つ一つ見る必要があります。
前日検討の精度が高くなるだけ、エントリでのリスク回避に繋がります。
6. 塩漬け銘柄を作らない
塩漬け銘柄を保有していると「明日は上がってくれ」「今日は何とか陰線に耐えれますように」と祈ることしかできません。
また、塩漬け状態から早く解放されたい気持ちからナンピンを焦り、保有株と含み損がどんどん膨らむ!というあるある状態へと堕ちてしまいます。
(※ これまでに自分が何度もこれで苦しみました→ ほとんどの場合が損切り)
<塩漬け銘柄を作る例>:相場退場になる場合も
・ポジション管理ミス→
・含み損を抱えて持ち越し→
・翌日ギャップダウン(orダラダラ下がり)
7. 自分の銘柄検討を信じて、他の発信者にすがらない
5.のところで書いたように「前日検討がしっかりできていれば」、本来であれば他者のエントリや個別銘柄に関する発信は気になりません。
しかしトレード経験が浅かったり、銘柄検討がしっかりできていなかった際、他者の発信に考えや行動がブラされていきます。
よくあるのが、ツイッターや掲示板で書かれた内容を鵜呑みにエントリして失敗!
なかなか難しいかもしれないですが、自分の銘柄検討を信じてトレード実績を積み重ねるべきです。
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