若手社員の皆さんに伝えたいこと
皆さん、こんにちは。
三ッ輪産業/リブエナジーシステムの松下です。
今回は「社会人として大事にしてもらいたいこと」として、私自身も日々意識していることをお話しようと思います。
健康>家族>人生>仕事→勉強
突然ですが、皆さん日々生きていく上で何が大事だと思いますか?
私は、一番大事なものは肉体と精神両方の健康だと思っています。
健康でないと何も出来ないだけではなく、時に周囲に迷惑をかけてしまうこともあるかもしれません。すべての基本である健康が一番大事なのです。
次が家族です。
私には2人の子どもがいます。
家族と生活をする中で、常に意識することは妻との関係を良好に保つこと、そして子どもたちが道を(大きく)外れずに健全に成長することです。
家族の中に不安要素や悩みがあると、いろんな意味で落ち着かなくなってきます。
その次に重要なのが自分の人生ですね。
自分は何を成し遂げて、どんな人間になりたいのか。
そのためには、どこに住んで、どのような生活をして、どんな仕事をしたいのか。
自分のやりたいことを推し進めるために、身体や心を壊してしまったり、家族との関係を壊してしまっては本末転倒ですが、自分の歩みたい人生のビジョンは明確にしておくべきだと考えています。
これらを整理出来て初めて、フラットな状態で仕事に集中することができます。
環境が整ってこそ、全力で仕事に打ち込むことができるのではないでしょうか。
そして仕事を構成する要素のひとつとして、忘れてはいけないのが勉強です。
勉強というと学生時代の授業のイメージが強いかもしれませんが、社会人生活においては、自分の知的好奇心や興味を掘り下げるすべてのことが勉強です。
健康を維持するためには?とか、仕事において同僚と良好な関係を築くためにどうするか?とか、これについて調べたり人の意見を聞いたりするのも勉強の一つです。
私はこの順番をとても大事にしているのですが、これらについてもう少し具体的に話をしましょう。
健康:運動をする、趣味を持つ、On/Offの切替えをする
上述の通り、すべての基本である「健康」を維持するために、私は日々運動をしています。
週に1-2回ジムに行くことを意識するとともに、趣味も兼ねてテニス/ゴルフをやり、定期的にテニスの公式戦やゴルフ場の月例会にも出場しています。
また、旅行も兼ねてスキーとダイビングも年に数回やっています。
運動をしている時は、他の事を忘れてプレーに集中することになるので、精神のリフレッシュにも繋がり、身体面でも精神面でもメリットを得られて一石二鳥です。
週明けの月曜日は筋肉痛で身体がバキバキだったりすることもありますが、精神面は元気いっぱい、というのが最近の常です(笑)
そして忘れてはならないのが健康診断。
私は毎年1回人間ドックを受診しており、医学的見地からの健康チェックも怠らないようにしています。
家族:関係を良好に保つ
次に家族についてです。
最重要ポイントは「妻との関係を良好に保つ」ということです。
些細なことですが、夕食を外でとるときには前日までに言うこと、休日に用事があるときには2週間前には伝えておくことは忘れないようにしています。
また感謝を言葉で伝えることも大事です。
「ありがとう!」ときちんと伝えてください。
そして、どんな親でも悩む子どもとの関係について。
我が家では「子どもたちにきちんと自分で考えられる人になってもらいたい」との思いで、幼い時から一人前の人間として扱うとともに、本人の意見を言わせることを大事にしてきました。
また、勉強嫌いになると損をしてしまうことも多いので、日々の生活でちょっとした工夫をしていました。
例えば、親が本を読んでいる姿を見せるとともに、リビングに大きな本棚を置いて、ちょっと難しい本を子どもの背が届く高さに置いておく。
そうすると子どもたちは親と同じ行動をして難しい本を読み始めるので、ここぞとばかりに褒めてやる(笑)
また、算数に苦手意識を持たないように、小学校入学前から公文式で算数を学んでいました。
ただし勉強は朝起きてから朝食までの30分だけとし、放課後の遊びの時間はきちんと確保しておく。
子ども部屋には机は置かず、勉強は親が見ている食卓ですることで、さぼらないだけでなく、解らないことがあったらすぐに質問出来る環境にしておきました。
お陰様で子どもたちの成績は良好でほとんど勉強嫌いにはならず、親とも日々会話する関係を保つことができ、大きな問題は起こさずに(小さな問題は起こしているが)今日までこれたので良しとしています。
自分の人生:長期で計画を立てる
「いつまでにどんな自分になりたいか」を明確にイメージするとともに、そのロードマップを作ってもらいたいです。
このロードマップは何年後にどうなりたい、その為にはこんなことを毎年やっていきたいというものですが、特に重要なのは資金の見える化です。
私は30歳のときに、今後60年間、つまり90歳までの毎年の収入(=給与、年金、その他収入など)と、支出(生活費、教育費、各種ローン、税金)、その結果の資産(不動産やローン残、貯金)の推移を一覧表にしました。
これの良いところは、予想されるライフイベントのために、どの時期までにどのくらいの資金を蓄える必要があるのかが見える化されるため、日常生活への適度なプレッシャーになる一方、将来の生活に対しての安心感にも繋がることです。
勿論ライフステージはどんどん変化していきますし、収入や支出も変化するので、その都度アップデートをして予測を書き換えています。
私の将来の夢は宇宙旅行をすることですが、現段階の推移表では65歳で計画を達成できそうです。
仕事:業務は効率よく、かつ6速ギアで
私は自他ともに認める超効率主義者であり、いかに効率よく集中して全力で(6速ギアで)仕事をやるかを日々意識しています。
その中でまずお伝えしたいのは、60分仕事をしたら10分休むということ。
人間の集中力は90分が限界であり、90分フルで頭を使うとその後集中力は回復しないと言われています。
集中が途切れる前の60分経過時点で休憩を取る、という方法が実は最も効率が良く、集中力を持続して仕事に打ち込むことが出来ます。
これは受験や資格の勉強でも同じですので参考にしてみてください。
そしてもう一つ。会議や食事会などのスケジュールはとにかく早く関係者に伝えるということを意識しています。
これにより関係者全員のスケジュール調整が容易になります。
当社でも、直前になって急遽役員や部長のスケジュールを押さえようとして周囲に強引に調整を求めるパターンを時々見かけます。
特に営業マンは出張や外出が多いので、急遽スケジュールを調整することは本当に大変です。
1・2か月前に一報入れておけばそんなにバタバタしないのに…と思う事がよくあります。
早めの情報共有を意識することで、仕事を効率よく進めることができます。
勉強:死ぬまで勉強です
社会に出てから更に、日々勉強をすることの重要さを感じることが多いです。時代の流れは早く、ただ日々を過ごしていたらあっという間に取り残されてしまいます。
そうならないためにも本や新聞を読んだりと上質な情報に触れるだけでなく、色々な人と話をしたり、様々な場所に行くなど、とにかく受け身にならずに積極的に行動することが重要だと思います。
ちなみに私の場合は自己啓発本/週刊東洋経済/日経新聞/ワールドビジネスサテライト/ガイアの夜明けなどを、勉強の手段として日常的に読んだり見たりしています。
またそれ以外にも、大型家電量販店を定期的に徘徊したり、話題の場所には出来る限り行くようにしています。歌舞伎町タワーはとても面白いですよ。
最後に
少し長くなりましたが、以上が私から若手社員の皆さんにお伝えしたいことです。
社会人生活はマラソンと一緒です。健康や周囲を気にしながら、自分のペースで無理せずに(ただし仕事中は全力で)、まずは人生の計画を立てることからチャレンジしてみてください。
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