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童心に帰れなくなったが、中二病ではある。

小さい頃は怪獣映画が好きだった。思春期はガンダムが好きだった。その2大ジャンルは今も尚『大きなお友達』の心を離して止まない。
自分はというと、20代後半までは『大きなお友達』の時代も確かにあったのだが、なんか最近急速に興味が失せた。リバイバルや『まさかの続編』に何も感動できなくなった。
ガンダムの話をすると、往年のガンダムファンに不評な(?)『鉄血のオフルェンズ』は好きだ。あれはガンダムを出さなくてもシナリオが面白いと思う。つまり、『ガンダムだから』という理由だけで熱中した訳ではない。
ゴジラも『シン.ゴジラ』は好きだが、ゴジラの形態をした別物の生物だから魅力を感じた。『ゴジラだから』好きになった訳ではない。
往年の人気作品のリメイクに何でも盛り上がってしまう風潮に対しては結構ドライになった気がする。
だが、別に枯れた大人になった訳でも何でもなく、興味の対象が移り変わっただけだ。
童心に帰ってかつて好きだったものを見れなくなったが、今は中学二年生のような感覚で漫画を描くことを楽しんでいる。自分の描く漫画の中でキャラクターに何を喋らせ、どう死なせるか、もしくはどう生きさせるかを考えるのが楽しい。
他人の作品に熱を上げる暇無く、目の前の自分の作品に熱中している状態だ。
世の中の凄い作品は勉強の為に見る事はある。一種の学習教材だ。
今は中二病になりきって目の前の漫画を描き上げるのに夢中だ。


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