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自分語り#1

3-5歳

一番小さい記憶はなんだろう。
玄関にあった鏡で自分をみて、うわって思ったのが最初かも。別にブスでめちゃくちゃ悩むみたいなことはないから(まあ多少は悩むけど)、これが原体験って訳でもないと思う。

3歳くらいの時に、父が他界した。
当時の実家の一番奥の部屋に横たわる人影を覚えている。
父との思い出は、Audiで一緒に変顔をしてたことくらい。あと、父の部屋に設計台とパソコンがあったこと。
父と母が喧嘩をしていたことはなんとなく覚えている。でも1つの場面しか思い出せないから、頻繁なのかはわからない。

他界の原因はずーーーっとわからなかったし、聞ける雰囲気でもなかった。
母はそういう人だった。というより、そういう人になってしまったのかもしれない。
20歳の時に父が自死だったことを知った。正確には聞いた訳ではなく、文脈から判断したので80%くらいの確信という感じ。
大人になってから姉が母がそういう人だから父は亡くなったと言った。本当かはわからないけれど、私より2つ年上の姉の2年分の記憶が導き出したものは本当なのかもしれないなと思った。
父の死で母も、そして祖母も少し変になったのかもしれない。
祖母は幸福の科学の信者だ。強制的に入会をさせようとはしなかったが、姉にロゴのネックレスをあげていたし、私は絵本を読んでいた。
母は祖母のそういう一面が苦手だったようだ。だけど離婚もせず、嫁姑として付き合いを続けていくことを選んだ。大人になってそれがいかにすごいことかを知った。一方で祖母も負い目を感じているようにも思えた。

大きくなってから大川隆法がネタにされていることを知った時は、クスッと笑えて、なんかちょっと救われた。

この頃は保育園に通ってた。父が亡くなった後も友達は何も変わらなかった。多分。
好きな子とか仲のいい可愛い子がたくさんいた。人気者ではなかったけど、それなりに楽しく過ごしていた。たまにお腹が痛くなったけど。

小学生

私が小学生になるタイミングで母の実家の近くに引越しをした。ランドセルが重かったのと、朝の憂鬱な記憶が残っている。
小学校は誰1人知っている人がいなくて、まあまあ辛かった。1〜2年生までほとんど喋ってなかったんじゃないかな。引き算ができなかったことを覚えてる。

3年生、4年生かも?になって素敵な出会いをした。かわいい友達ができた。当時モーニング娘。が流行っててジョンソンって呼んでくれた子。一緒にダンスクラブと放送部に入って充実してた気がする。この頃から少しずつ自分ができてきた気がする。

5年生でそのことはクラスが離れてまた違う子と仲良くなった。私はオタクになった。パソコンの時間に一太郎のチャットするんだけど、これがめちゃくちゃ楽しかった思い出がある。この頃は氷帝の夢小説にはまっていた。

6年生ではまた違うかわいい子と仲良くなって、おうちにお邪魔したりしていた。みんなの家が立派で劣等感を抱いた。

中学生

6年生の時に公立の中高一貫校ができることになり、受験をし合格をした。面接では弁護士になりたいなどとほざいていた。ぶっちゃけその頃から何も考えていなかった。

テニプリにはまっていたのでテニス部に入ろうと思ったけど、テニス経験者です!みたいな人がいてビビってやめた。友達についていった吹奏楽部の見学でまあなんとなくなノリでそこに決めた。サックス希望だったけど(これもまたノリ)人数過多でクラリネットになった。
そもそも楽譜も読めなかったのでめちゃくちゃ吹けなかったし、なんか誤魔化し誤魔化し続けてた。辛かったけど、やめ方がわからなくて続けた。

楽しいなって思えたのは、3年生の頃かな。高校生含むコンクールのオーディションで先生によかったって褒めてもらえたから。そこから少し調子に乗った。この頃一緒に入った同じ楽器の子はみんな辞めちゃってた。
毎年楽器ごとのアンサンブルコンテストがあるんだけど、その年の学校代表に選ばれてコンクールに出た。結果は銀賞だったのかな?でも、1個下の子3人と夜も遅くまで練習して、なんか慕われちゃったりして楽しかった。

そういえばなんだけど、この頃はテニミュにハマっていた。青学初代〜2代目、氷帝初代がど真ん中なので、ニコニコで知ってネタにするやつのことは1mmも許す気はないです。

高校生

中高一貫校だったから受験せずに進学できた。部活も継続。

高2の時に長い間片思いしてた子と付き合うことになった。そこからはその子を中心に世界が回った。今思うと浮かれすぎなんだけど、とても幸せだったし、そういう経験をしといてよかったと今になって思う。

部活は中学からの持ち上がり組として割とでかい面してた。毎年の夏のコンクールでもいいポジションにいたし、浮かれてた。高3でセクションリーダーになった。暑い音楽室で「やる気ないなら帰れば?」とか言ってた。パワハラだ、後輩、ごめん。最上級に浮かれてた年、夏のコンクールで金賞を取った。でかい面が正当化された気がしたし、単純に嬉しかった。何かを成し遂げることはすばらしい。

夏が終わって、未練なく受験勉強に打ち込める環境になった。勉強してたかと言われると微妙だし、今考えると勉強の仕方を知らなかったなという感じ。今も効率のいい勉強が苦手。

受験勉強時に聴いてたのは、RADWIMPS(おかずのごはん聴いてた)、ELLEGARDEN(BEST聴いてたな、スターフィッシュが好き)、東方神起(BoleroとLove in the Iceで泣くマン)かな。これ聞くと冬の実家の机を思い出すくらいには刷り込まれてる。

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