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個人で事業をしている人を見るなら、商品よりもその人の人間性を見る

人間関係の清算をしました。
妻が深く関わっていた方面で、ガラリと変わった形です。
変わった発端は明確に悪意があって接せられた事件があったからで、得がこれ以上回らなくてよかったと思います。
自分としてはこういった”人間性に問題があって崩壊する”のが4回目で、対人センサーが強化されたかと思いきやまだまだでした。
こういった崩壊を何度も経験して、「人間性が一番大切」ということを嫌というほど痛感しました。

人間性に問題があると行動にも問題が滲み出る

フラクタル、という言葉があります。
全体と部分が相似形であるという意味で、単語のおさまりがよくて好きです。
これが人間でも同じことが言えると思っています。
優しい人(全体)は行動も優しい(部分)。
外見や言葉遣いが柔らかい(部分)人は柔和な人(全体)。
経験則ではありますが、全体の印象と個々の印象は共通しているように思います。
この法則を逆に考えると、人間性に問題がある人は行動にも問題があるということ。
今回の縁切りも人間性に問題があることに気づけなかったものの、個々の行動に悪意があって気づいた形でした。
人間性は目に見えないから、行動1つ1つを見て、接して見えてきます。
だから、人間性を見るにも目に見える行動を見ることが重要。
けれども行動はその場で本来の自分を抑え込んで演技ができるので、変わることもある。
だから行動を見続けて、その人が本当はどんな人なのかを注意深く見る必要があります。

人間性を見るには一貫性

その人を注意深く見るにあたって、人間性を見るには1つ便利な指標があります。
それが話すことと行動していることが一致しているか。
行動はその場で変えることができる。
でも、人間性はそうそう変えられません。
短期的な行動が良くても、人間性に問題があればいつかは人間性に沿った行動になってボロが出る。
今回の縁切りも、そんな感じでした。
そのため、自分としては「一貫性」を大切にしています。
言っていることと行っていることが一致しているか。
今は上手くいっていないのに、過去の上手く行った経験で教えていて、使い物にならないとか。
お客様目線で考えようと言いながら、臭くて汚くて狭い部屋で教えるとか。
その人が「スゴい!」と取り込まれている状況だとなかなか気づけませんが、一歩引いて見ることが大切です。
人から言われても自分が良いと信じきっていると、その人がアンチだと思って耳に入りません。
自分で客観的に見て気づくしかないんです。

商品の良さよりも、その人の人間性が大切

いいものを提供することは大切ですが、それ以上に人間性は大切だと思います。
どんなにいいものであっても、作った人の人間性に問題があれば毒が入り込む。
そう気づいてから、商品そのものよりも提供する人がどのような人かを見るようになりました。
人間性に問題があっても、短期的に行動を改善し、良いものの提供はできる。
それに惹かれて人が集まってくる。
けれども、集まった人はその人の問題点に目がいくようになって、結局は人が離れる。
演技が上手い人ほど崩壊までの期間が長いですが、、、
当時は取り込まれているとわかりませんでしたが、ほんのちょっとした節々の行動で出てくるのだと気づきました。
自分は選ばれた人間だと思っている人の商品なら、商品に質問がきたときに理解できないのはあなたの責任だと平然と言う(実話)。
相手に勝ちたいと思い続ける人の商品なら、こんなのができないなんてありえないと相手を見下すような商品になっている(実話)。
商品そのものが良くとも、思想的に得が入り込めば長期的に大きなデメリットになって、変えにくくなってしまいます。

ということを数年以上の時間をかけて、安くはないお金を払って、ようやく気づけたことのように思います。

全ての商品、コンテンツでもなんでも、人について回る。
だからこそ、根底にある人間性が一番大切です。


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