好きこそ最高の動機
30歳を超えてから僕はアーティストになりたいと思いました。
サラリーマンとして働いてましたが、本当に好きなのはモノを作ることだったので、それで生きていこうと。
しかし僕は始める前に足踏みしてしまいました。
多くのアーティストの事を知れば知るほど、彼らの活動の「使命」や「源泉」といったものがものすごく立派で格好よかったんです。
困った……僕にはそんなのない…
色々と考えましたが何も出て来ないので
アーティストとしてやっていけるのか、とても不安になりました。
今、その頃の自分に何か伝えるとしたら2つ。
「好きだからやる、それでいいじゃないか」
「使命など後から見えてくるもんだ」
そりゃそうですよね。
始めてもいないのに、その業界のことも知らないのに、最初から使命なんて見つかるわけがありません。
見つけるんじゃなく、やってるうちに自然と出会うものだと思います。
好きだからやる、十分立派な言葉ですよね。
アーティストに限らず、起業する人、会社員でも、○○のためにやるんだ!とか、社会を変えたい!とか使命感を語れる人って格好いいですよね。
でもそれは、その人が様々なことを経験してその使命と出会ったから、中身のある言葉だから格好いいんです。
僕は中身の無い、それらしく聞こえる言葉でただただ取り繕ろうとしていました。
結局は、見つからないけどとりあえずやってみようとなり、今に至ります。結果としてはそれで良かったんですが、凝り固まった頭で考えてる時間は少し無駄だったなと思います。
「考えるより先に動け!」
動きが鈍くなった時に自分に言い聞かせています。
本格的にアートの道に進み数年、使命とまではいかなくても、アートで何をやりたいかは見えてきました。
そのことについてはまた別の機会に書きます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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