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この小説は宣伝を含みます

「あなたにもだんだんコンプライアンスっていうものがわかってきたようね、ブースカ」
 と彼女は僕に言った。
「誰がブースカやねん!」
 僕は反論する。

「まあ、あなたにしてはいい心がけよ。ショートショートのタイトルに宣伝を含みますって書いているのだから。そのまんまだけど。そのまんま東だけど」
「コメントは書けないけど、コンプライアンスは守る。それが僕のポリシーだ」
「何言ってるのよ? ポリンキーみたいな顔して」
「ポリンキーみたいな顔って何? ちょっと無理が無いか?」
「無理は承知よ。無理くりだって何か突っ込まないと気がすまない性分なんだから」
「頑固だよね」
「頑固なのはあなたよ。ガンツ先生か?」
「ほらほらほら、今日のツッコミは無理がありすぎるんだって」
「もう、あなたにツッコミのセンスをどうこう言われる筋合いなんてないわよ。筋子か?」
「ほらほらほら」
「何よそのドヤ顔? ドラえもんか?」
「ブースカだけど」
「やっと認めたわね、自分がブースカだって」
「しょうがないじゃないか。僕はシオシオのパーだからね」
「でも、コンプライアンス、コンプライアンスって言って、ぜんぜん宣伝してないじゃない」
「お楽しみはこれからだよ」

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「現金な男ね。お金をもらったら態度を変えるの?」
「アイドルだってお金をもらってファンとの交流してるじゃないか」
「まあそうね」
「そして、もっと甘野充を、もっとエロを、という人は、エキサイトプランにランクアップ。
 ここはもう忖度なしで、エロ全開のハレンチ学園です。ここではエロかわいいではなくて、エロ面白い小説が存分に楽しめます。エロを極めてこそ、真の甘野充ファンになれるのです」

「本当にちゃんと宣伝するのね。引くわー。でもまあ斜め読みして飛ばしたけどね」
「まじかー」

「シオシオのパー!」

おわり。

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