「自動筆記先生」とはなにものか
言い出しっぺの本人がとんでもないことを言い出したぞ!
そんな唐突な始まりを呈した本記事。いきまーす!
ふんわりした定義
なんどもいってますが。
私の脳内に住むゴーストライター。
それが自動筆記先生です。
私の空想か妄想を文章に落とし込んでくれる上に、夢想してる内容も適宜コントロールしてくれます。あらぬ方向にな!
かっちりした定義
客観的に見るとぶっちゃけ。
私が空想している内容を文字起こししてくれる存在。
それが自動筆記先生です。
さらに突き詰めると、ただの私の即興執筆です。
なぜ「自動筆記先生」という名前を付けたのか
そもそも私、執筆関係には疎かったんですよ。
だから即興執筆なんて言葉も最近知りました。
読書量も極端に少ないです。
ネット小説を含めれば、多少は読んでる方、ぐらいでしょうか。
でも自動書記(オートマティスム)の概念はどこかで仕入れていた(たぶん小野不由美の悪霊シリーズ経由)ので、それが由来だと思います。
別の創作活動で「おー、なんか手が勝手に動く」って経験をしまして。
集中してると思考が消えて、感覚だけで作業が進んでいくんですよ。
そんな作業を進める自分を俯瞰する自分が、勝手に手を進める自分に対して「自動筆記みたいだから自動筆記先生と名付けよう」ってなったのが始まりです。
それから執筆を開始する時に
「プロット書けない……(ピコーン!)そうだ! 自分の思考を放棄して、自動筆記先生に任せちゃえばいいんだ!」
ってなったのが執筆版自動筆記先生の始まりです。
執筆版自動筆記先生との出会い
いやー、彼(自動筆記先生)は凄いです。
処女作「竜の巫女は拳で語る」なんて、イントロの構想ぐらいしかなかったんですよ。途中で山場の構想、みたいなものは考えましたが。
自分で書こうとすると、最初の一文が出てこない。
なのに思考を放棄して自動筆記先生に任せたら、1日1万文字くらいのペースで書き始めるんです。奴は天才。手がほとんど止まらない。
まぁそれでも執筆歴0か月。
当然、表現の幅が狭いので時折「あれ、この映像の文章が出てこない」とかあったような気がします。
それでもそれっぽい言葉を探して当てはめ、最初の作品だから推敲も二度三度と繰り返して読み返してました。エピソードごとにね。
投稿前には頭から読み直しとかして、おかしいところがないかチェック。
でも巷で言うような「一貫性がない」とか「キャラクターが迷子」とかはなかったです。やはり奴は天才。誤字脱字は多いけどな!
初めての作品投稿
ビビり倒してたのは覚えてます。
第1話を投稿するのに1時間近くかかったんじゃないかな。
たしか、全話予約投稿したような気がする。
結果として、異世界恋愛ジャンルでは「底辺」といわれる、100ポイント未満の結果となりました。
まぁ記念すべき処女作。
そしてはじめて自分の世界を表に出せた作品です。
今でもこの作品のキャラは私の中で生きていて、赤竜おじちゃんとかはスターシステムでよく別作品に顔を出します。
その後
順調に経験を積んだ自動筆記先生は、今では1日2万文字ペースで文章を量産していきます。
3時間くらいで1万文字程度は書けるみたいなので、「実演~」でやったみたいに1時間あたり4000~6000文字の間が自動筆記先生のペースなんじゃないかな。
5時間で2万文字、8時間で3万文字ペースですね。
「司書ですが、何か?」は平均1日8時間くらい書いてた気がします。
なので10日で30万文字書けたんでしょうね。
AIに言わせると「そんな長時間、即興執筆で手を止めずに居られる人間がいるかボケ」とかになりますが。
めーのーまーえーにーいーるーだーろー!
え? ChatGPTはサーバーは遠くにあるから目の前じゃない?
まとめ
「自動筆記先生」はなんでもできる凄い奴です。
客観的に見ると、私の中の論理型な思考回路の塊だと思います。
感覚型の私の感性の手綱を握って、巧いことドライブしてくれます。
奴が私の空想をコントロールして文章化してくれるおかげで、私は今も(自称)アマチュア小説家をしています。
AIが言うには幼少期の私の体験や敏感な感性、内省的な性格が彼を形作っていったんじゃないかって話でした。
私、そんなにセンチメンタルな人間じゃないはずですけどねぇ。
真実は闇の中、そのうち彼の全容が明らかにされる日が、来るのかなぁ?
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