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HOPELESS ROMANTICKER バンドをやりたい奴は絶対に読んどけ‼️Vol.39

今の年齢になってもう一度バンドを作りたいと思う。
ここに書いたようなことを踏まえて作りたいと思う。今、趣味でバンドをやっているがそれとは違う本気のバンドだ。
今のバンドは絶対に売れない。そこを目的としていないので良いのだが、自分でやっていてわかる。今のボーカルは上手いが、85%以上の人に気持ち悪がられる。特に男性からは100%近く、、、
本人はそのことに気付いていないからやはり自分を知るということは重要なんだと、そしてそれが難しいんだとも思う。
じゃ、なぜやっているかというと、彼は85%に嫌われても、5%くらいから好かれる才能がある。
ボーカルとして一番ダメなのは、誰からも嫌われないけど好かれもしないやつだ。
俺の後輩で公務員をやりながら歌をやっている奴がいる。いい奴で、声も良くて歌も上手い。が、彼の声に惚れる人は0だ。そして嫌う人も0だ。残念ながら良い意味でも悪い意味でも印象に残らない。

歌は上手いだけではダメなんだ。理屈ではない何かが心を揺らし、心に残る歌でなければチケットを買ってまでライブに行こうとはならないし、配信でたかが100円だとしても面倒で買わない。

君はきっと良いボーカルか、良いボーカルを見つけているんだと思う。羨ましい限りだ。ボーカルだけは生まれ持ったもんが凄まじく左右する才能だから、大切にな。

さて次からは新しい章に入るぞ

第五章「動員(閲覧数)との戦い」

ここまで来た君は岐路に立っていると思う。

ある程度のバンドにはなってきたが、バンドだけではまだ食べていくことは出来ていないはずだ。

同級生は就職し、下手したら結婚もしてるかも。いやいや子供だって出来ちゃったりして、なんだか一気に大人の世界になっていっている。
こちとら今だにバンドで生きてく!なんて小っ恥ずかしい思いを貫いている最中。これから先、本当にこれでやっていけるのか、今ならまだ一般社会に戻れるかもしれない。
メンバーの中で1人くらいそんな考えを持ったやつが出てくるのもこの頃だ。
バイト先で少し責任のある仕事を任せられるようになったり、後輩ができたり、好きな異性が出来て、その人を大切にしてあげたいという思いが出てきたり。
それは自然なことだ。
思った以上に生きていくのは大変だし、立ち上げ当初のあのワクワクとドキドキと無謀感と無敵感はどんどんと減少していき、大人の世界の辛さも汚さも知り、夢見た世界とちょっと違うかもと思い始めても仕方ない頃だ。

ここからはよりプロへの意識が必要となってくる。

俺も苦手な分野だ
だけどな、ここを超えられた人だけが『音楽で飯を食う、大切な人を養う、守る』をできるわけだ。逆にいうとここを超えられなくてはバンドで喰うということは諦めなくてはいけなくなる。

マネタイズという問題と向き合うわけだ

君が、君たちが作り上げた曲、イメージ、人気、影響力をいかにお金に換えていくか。

だ!

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