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HOPELESS ROMANTICKER バンドをやりたい奴は絶対に読んどけ‼️Vol.23

HOPELESS ROMANTICKERを書き始めて、俺の今のバンドでのギターの弾き方、アレンジの仕方が変わってきた。自分で書いておきながら、自分の文章を参考にしている自分に笑える。「そう言えばHOPELESS ROMANTICKERに書いてあったな〜」って。
自分のバンドを客観的に見るのはとても難しことで、永遠に自分のライブを生で見ることができないのもその理由の1つだし、誰でもそうだけど、思い入れがあればあるほど客観性とはかけ離れていく。恋と同じでね。

だからこそプロデューサーっていう謎の役割が必要となってくるし、重要となってくる。
The Blankey Jet Cityは土屋昌巳さんがプロデュースしている時はやはり良かった。それ以降も良かったが、かなりマニアックになってしまって、楽器をやっている人しかわからないだろうなっていうアルバムになってそのまま解散となった。
ミスチルも小林武史さんという超大御所がいたからこそ。彼がプロデュースしなくなってなかなかヒット曲が生まれない。(狙ってない?)

とはいえ、今の君にそんな大御所は雇えないし、ついてこないから、やはりここは君がプロデューサーにならないといけない。
君が自分のバンドを誰よりも愛しつつも一番客観的に見なくてはいけない。
こりゃむずいぞ〜!
愛してるからこその!ってやつね。

こういう時、なんでも言ってくれる友人や家族がいると良いよね。

さて本日は、この客観性にも繋がるテーマです!

客観的に聴いてメロディーを殺すアレンジや演奏をしていないか確認

何度も言うが、歌ものである限り、メロディーというかボーカルが命だ。
とにかく初心者のうちは我が我がが強いから聞き辛い。
そこが若さの勢い!っていう曖昧な褒め言葉でプラスに働くこともあるが、ま、2年で終わるな。
君だけでも客観的に聴いて、イントロは何の音をメインとして聴かせたいのか。
そしてメイン以外がメインを邪魔していないか。
ギターリフならギターリフを生かす。次にAメロは基本的にはキーが低く入る事が多いから、メロのキーが低いってことは他の楽器はもっと小さく、音数少なくとか、しっかりと歌詞を聞き取れるようにする。
地味な作業だし、メンバーにも気を遣うから大変だがプロになるためには徹底するように。
そしてレコーディングをするように。

適当に弾いていないか?
ライブ毎に違う演奏も醍醐味だが、元が何も無いのは適当って事だから。
適当は適当に過ぎない。
特にドラマーはわかり辛い(バレ辛い)からほんとに適当に叩きがち。リズムが合ってれば中々わからないからな。メロと合っているか、邪魔していないか、一音一音しっかりと確認する。できれば譜面に起こしておいて、毎回同じ演奏がきちんとできるようにする。そこに強弱をこまめに加えていく。その根本があってこそのアドリブだ。
とはいえ、そんな俺もギターで同じことを弾くのが大嫌いだった。なんだか照れ臭い。リハと本番を変えたりね。でもレコの時はかなり作り込んでいったね。メロを生かすために何ができるか、何をやる必要がないか。この引き算が若い時は難しいのよ。そして、「それ要らなくない?ここの音デカくない?」は日本人は言い辛いのよ。が、そこは君の出番だから!
客観的に聞いて、ビシバシと切っていく。そしてフォロー!

選りすぐりの音だけを残すように引き算で作ろう。

世界的にギネス級に売れたマイケルジャクソンのBADやスリラーを聴いてみ!
意外とものすごく音数少ないから。
最近では、ビリーアイリッシュなんかもシンプルで最高だ!

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