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HOPELESS ROMANTICKER バンドをやりたい奴は絶対に読んどけ‼️Vol.24

ようやく秋を感じられる季節がやってきました。君は今夢に向かって爆走中だと思う。ここまでよく頑張ってきたな。

バンドで売れたい!

という、真っ赤っかのレッドオーシャンマックスに飛び込んで来たその心意気と音楽大好き人間からすると、バンド文化をしっかりと継承していってくれてる事に感謝だ。

だがしかし!

こっから先はもっともっと険しい試練が待っている。
君には若さという武器があって、その「若さ」という得体の知れない強烈な武器により支えられているという現実に本人も周りも気付いていない。
そしてその武器は一瞬一瞬間ですり減っていっている。
恐ろしいことにひどくゆっくりとそして確実に。
本人さえ気づくことなくソロ〜リソロ〜リと。
そして、突然ハッ!と気付く。
その瞬間、とてつもない将来への不安と現状を認識するんだ。

が、心配すんな。

そこからがスタートラインだ

今までは勢いだ
その未来への恐怖に打ち勝ったものだけがスタートラインに立てるんだ。

周りはどんどんと大人になっていく。一般企業に就職し、結婚し、子供を作り家庭を持つ。片や君はまだ夢を追っかけている。

心配すんな

そこが本格的なテストだ。
音楽の道を進む資格があるかどうかの

もちろん、全て上手にやっていくバンドマンもいる
周りに結婚していることも子供がいることも隠し、しっかりと実業で稼いで女性ファンをつけて未だに小遣い稼ぎをやっている奴がいるんだが、それはそれで才能だと思う。ただそいつは生まれが名家で、親の土地と家を貰って有効活用しているというアドバンテージはあった。ま、生まれ持った境遇、それも一種の才能だと思う。

通常はそうはいかない

ま、余談はこれくらいにして、本日のテーマ

スタッフや友人、家族に曲を聞いてもらって反応をみろ

これはね、デモ音源の段階でやっておくといいよ。
レコしてからだと遅いからな。
特に親に聞かせるってのはやってみて。
甘やかす系の親は別だけど、基本的に親は批判的か興味がないから。
そんな親が「お?良い曲じゃないか」となったらしめたもん。

そこまではやれなくても、兄弟とか友人はぜひトライしてみよう。
褒められることよりネガティブなことを言ってくれる人の意見の方が大切。
ただしそいつが正しいかは別だから1つの意見として君が判断すればいい。
初期のバンドはとにかくオナニーになりがちだ。
「自分たちだけわかればいい!!」「うちの曲を理解できない奴がセンスがないんだ!」的なね。
ただ、それでも確信犯であれば全く問題ない。
わざとニッチな方を狙って開拓するのも重要なやり方の1つだ。
『筋肉少女帯』というハードロックバンドがいるんだが、〜日本インド化計画〜などわけわかんない曲だったが、演奏がゴクウマで、ボーカルはキャラが立ってて最高だったからな。
少年ぐるぐる眼鏡を拾った!みたいな歌詞は今でも覚えてる。

ここはとても難しいとこなんだ
人の感想を受け入れまくって当たり障りのない耳障りだけ良い曲になってしまう恐れも大いにあるし、頑なに拘って誰にも受け入れられない曲になるケースもある。そこを見極めるのも君の才能だ。

よく言われたのは、とにかく数を作れ!ってことだ
デモレベルで良いので年間100曲はいこう
レコはしなくてもいいから。

だってそれで食っていきたいんだから。

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