東京さんぽ／2021年9月 新宿御苑

思い立ったが吉日。
というのが正しいかは不明だけれど、最近はより厳しめに自粛をしていたせいで足が遠のいていた新宿御苑に行こうと思い立った休日。
理由は、新宿御苑のお知らせで温室にあるハバネロが実をつけたと見たからというだけ。ただ、思い立った時間がすでに閉園時間が迫っていて、慌てて出かける。

天気は良くなく、雨がギリギリ降らない程度。
新宿御苑の大木戸門から入り、脇目も振らずに温室へ。
この時点で温室の閉園時間まで30分ちょっと。急ぎつつも、なにか面白いものはないかときょろきょろ。

ハバネロはすぐに見つかった。
まだ赤くなっていない緑色のハバネロ～。実がなっているのは初めて見る。辛いものはそれなりに好きだけれど、激辛はべつに好きじゃないからハバネロを食べる機会は多分ほぼない。

恒例(？)の滝の裏からショット。
曇り＋夕方に差し掛かる時間帯で、思っている以上に暗くなってしまう。

珍しくピンクの睡蓮が咲いていた。
他の睡蓮よりも花びらが多くて八重咲きのように見えて可愛い。というか、睡蓮で合っているのかな？

この日はブルーの睡蓮もいた。
少し蕾んでいるけど、この色合いがとても好き。

濃いピンクの子もいます。

この付近にはサガリバナという花がよく咲いている。というよりも落ちている。ポンポンみたいな花だけれど、蕾んでいるときは触覚みたいな花びら（？）がにょろんと出ていておもしろい。

にょろろ～。

なんのお花かな。
(花の名前を控え忘れた)

次は、人によっては少しぞわっとするかもしれないカカオノキの花。
なんと、木の幹から直接咲くというなんとも不思議な咲き方。というかまあ、素直に言ってしまえばちょっと気持ち悪い(笑)

ちなみに、新宿御苑の大温室では、こんな風に花が咲いたり実が生ってたりするとお知らせしてくれる。これが結構楽しかったりする。

気持ち悪いと言いながらも写真は撮る。蓮の実に比べれば全然大丈夫だ。

さて、気を取り直して。
どうやら、絶滅危惧種展的なものが開催されていたらしく、小さな鉢が順路に沿って並べられていた。
淡い紫の、鈴蘭のような花もそうらしい。ホウオウシャジンというそうだ。

お隣にはホソバノギクという、小さな花。

名前を控え忘れた子たち。
空が暗いとかなり露出を上げないと明るくならないなー。

前に来たときはもっとくるくるしていたシダにはまだその名残がある。

ここら辺で、閉館のアナウンスが流れ始めたので急ぎ足で出口へ向かう。
その前にちょっとだけ寄り道。
出口に向かう通路には、食用植物コーナーがあって、奥の方に割とグロテスクな花が咲いていたりする。

アリストロキア ギガンテア。
前に来たとき落ちてきた花が多分これ。

蕾が風船状に広がると書いてあったけど、これかな？
変な植物だなぁ…

ピンのプルメリアがいた。
多分前からあったはずだけど、白しか気づいていなかった。

温室を出たところ。
新宿御苑自体の閉園も間近に迫っていたから、とりあえずその辺をうろつく。

来るとつい撮ってしまう大きな植物。

花なのか実なのか。
いつもパイナップルみたいな色だなぁと思って見ている。

温室を背にして右側には、昔の御苑の跡地のような場所がある。あることは知っていたけど、ちゃんと見たことはなく、なんとなく寄ってみる。
近くに咲いていたのは、バウヒニア フィルフィカタ。…覚えられない。

その反対側に跡地。
崩れたレンガがあるだけで、元々はどうだったのかはよく分からないけど、昔の御苑はどんな形だったのかな。

温室周りにも色々植物は植えられている。
池にはガガブタの小さな花で埋め尽くされていた。
この先を通り抜けようとしたら、かなりのサイズの蜂が飛んでいて断念。

なので遠目から。
ケイトウっぽいけど、なにかな。

温室から少しだけ離れたところをうろうろ。
彼岸花が咲いているエリアがあった。知らなかったー。
こんな風に、よく来ているのに知らないことがまだあったりするから楽しい。
もう終わりかけなのかこれからなのか。時期的にはこれからのはずだけど、どうかな？

閉園間近で、大木戸門へ戻る途中。
濡れた緑色。
こんなに曇っていても意外によく池に反射する。今年の紅葉は綺麗に色づくといいな。

これは枝が折れたのか、あえてなのか。
なんの枝だろう。松？

だれかの遊び心。

いい香りがするなと香りの元を辿ると、金木犀の大きな木を発見。

いつの間にか夏が終わり、過ごしやすい秋がやってくる。

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