ピアニスト ケース1

月イチで通ってくれているピアニストさん。はじめは、弾いていたら首と肩が痛くなって、休みながらじゃないと練習できないとの訴えでした。今ではそこまで痛みが出ることもなくなり、練習に集中できるようになったそうです。

皆さん上達を目指してポジティブ要素を伸ばそうと考えがちですけど、ネガティブ要素を排除することも大事です。〇〇のせいで音が悪くなっている、といったときの〇〇が身体のコリであればコリを取り除けば音が良くなります。〇〇のせいで練習時間が取れない、といったときの〇〇が痛みであれば、痛みが出ないようにすれば練習時間が増えて上達しやすくなります。

ちなみに原因は背骨の硬さでした。柔らかくするワークを毎日してもらうことで首の負担が減って、弾いていても痛くならなくなりました。

その分、上半身を動かしたとき、特に側屈で側胸部(肋間)の痛みが気になるようになったと。TLで診ると股関節周りの筋肉のエラーだったので、ゆるめたらかなりマシになりました。

まだ残ってそうだったのでさらに深く診ると、右の上腕二頭筋と経絡の心経にエラー。心経は筋肉に転換したら左の腸脛靭帯。右上腕二頭筋と左腸脛靭帯をゆるめたら痛みはほぼゼロになりました。

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