2023.09.07 好きなものを語る回 7回目

お元気ですか~~~!ぼくは元気です。ぼくなりに。
最近は帰宅しても1~2時間くらいぐでぐでしないと体力が回復しなくなってきました。なんでだろう。
普段からそこまで元気ではないんですが、疲れているのかもしれない。
まぁコロナになってから慢性的に咳が出ているからそれは疲れるか。

好きなもの「破滅願望」

なに?って思われるけど、好きなんですよ。破滅。
トランプタワーが崩れるときと同じ。
壊れる時の特有の良さ、蠟燭の炎の最後に強くなる感じ。
それを楽しみにしている。


職場に強い破滅願望持ちのような先輩がいて、
「僕、頭おかしくなっちゃったんですよ」って笑いながら言った時は、かなり良かった。
いや、先輩の精神的にはとてもよろしくなかったんですが。

どうしようもない状態になると、おかしくなっちゃったとか、わからなくなっちゃったとか、そういう言葉になる。
そういう弱さを吐露しつつも、笑うしかない状態で、それを会社の後輩に言ってしまった情景は、ぼくの少ない語彙だと表現できない。
それを聞いた時にどんな返答をしたか思い出せないが、その言葉と向けられた笑顔だけは今でも覚えている。


仮想通貨にお金を突っ込んだ時も破滅願望が満たされた。
お金がめちゃくちゃ変動して、毎日が福本伸行作品のようにぐにゃ~ってなっていた。最終的には少しお金が増えた。良かった。
今は株にお金を入れて少しぐにゃっています。

お仕事で味覚を失くした時も破滅願望が満たされた。
どうしようもなく会社に行きたくなくて、仕事を休んだ時もある。
でも、身体が壊れていく感覚がたまらなく心地よくて、更に壊れたくて会社に行く。死に場所はここなのかなと思うこともあった。


色々と認められて生きてこなかったと思う。
だからこそ、破滅してもいいや。と気軽に思うようになり、味覚を失ったり身体が痛むことも許容できていた。
自分の一部を失って喜ぶというよりは、赦しだったと思う。

破滅願望を満たすということは、自分が壊れていくこと。
自分が壊れることを喜ぶというよりは、
自分が壊れることで世の中や自分から赦しを得ることだと思う。
他人から認められないから、自分が壊れることで認めてこなかった人から赦しを得ようとしている。


でも心の奥底では本当の破滅は望んでいないんだろうな。
本当にどうしようもない時はお仕事に行けなくなったし、
味覚も治った時はご飯が美味しくて嬉しかった。
どうしようもなく悲しい時も好きな漫画を読んで元気を出せたし、
好きな言葉はずっと覚えて自分で大事にできている。

終わりに

歪んだ価値観の吐露でした!
歪みのトロですね。思想の一番おいしいところ。
根幹的に破滅が好きだから、その破滅から救ってくれる青臭いものが好きなのかも。

ぼくの好きな漫画である「極東学園天国」の中でも好きなセリフで下記があります。
「『死にたい』は『生きたい』だ」
破滅願望もそう。強い破滅と一緒に強く生きたいって気持ちがある。

元気盛り盛りメメントモリ!三木二目でした!

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