週末は現地取材
小説を書き続けていると、突然魔法が解けたように何も書けなくなる事があります。
どんな具合かと言うと、
①次の展開が想像できない
②セリフと地の文を調和させて会話を展開させようとすると、不自然になってしまう
③一人称、三人称の視点が混在
④体言止めや三点リーダー(…)を多用してしまう
この負のスパイラルに陥ると、抜け出すのに時間が掛かります。
そんな時、私がスランプ脱出方法としてやっているのが、現地取材です。
一旦、小説の事は忘れて材料になりそうなモノを写真に摂ったり、触ったり、試してみるという行動です。
木の壁に真っ赤なコカ・コーラのベンチは、昭和的なレトロ感が漂います。ここで煙草を燻らせるスーツを着た若い男性が、恋人を待つというシーンが目に浮かびます。
発電用の電気工作物の建物でしょうか? 詳しくは分かりませんでしたが、柵の正面に施錠がありましたので立ち入り禁止の場所です。
スパイモノを書くならば、この中に入って特定人物をスナイパーライフルで待ち伏せのシーンが書けそうです。
とある日、招待状が届き、館へ向かう道中の光景を伝えるシーンが書けそうですね。
これらの行動で、自分をリセットする事をたまにしています。
結論になりますが、小説が突然書けなくなった場合、日々の疲れが溜まって脳のストレージが一杯になっているんだと思われます。睡眠だけでは、ストレージのデフラグは難しいです。
そんな時は、外に出かけて写真を撮るのも案外、脳のストレージ削除になります。
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明日は日曜日。
完結に向けて小説の続きを書いて行こうと思います。
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