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コールサック句会要綱

○「読みと詠みの相互作用による座の文学としての俳句を楽しむ」句会です。
○超結社、越境型句会です。詩人や歌人や小説家、そのほかの表現者、初心者の方も大歓迎です。どなたでも参加できます。
○「有季定型」に固執せず、有季(季語有り)/無季(季語無し)、定型/破調、旧かな/新かな、文語/口語などが競演する多様な俳句の場です。
○「詠み」と、「読み」と、「句会」の実験場です。
○参加費、投句費などはありません。
○ネット句会を二か月に一度開催します。インターネットとメールを使用できることが必須となります。
○インターネット上のサービス「夏雲システム」を使用します。
○参加者の皆様のご意見をお聞きしながら俳句や詩の交流の場として、改良していきます。コロナ禍収束後にはリアル(対面)句会や吟行会も開催したいです。
○第1回句会は2020年5月に開催。2023年3月には第18回句会を開催しました。
○句会へのご参加、新しい参加者のご紹介、ご質問等は、鈴木光影(m.suzuki@coal-sack.com)までご連絡ください。

◇投句数は最大5句です。

◇選句について
〈特選〉2点…1句(要選評)
〈秀選〉1点…5~10句(要選評)
〈読選〉0点…句数自由(選評自由)

※〈秀選(しゅうせん)〉の選句数は5~10句から選句者が好きに選べます。
※〈読選(よみせん)〉は一般的な句会の「予選」に近いですが、当句会では「読み手の可能性を刺激してくれる句」から「一言いいたい句」まで、広い概念として〈読選〉としたいと思います。

以上、2023年3月改定。


(補記)運営者より

私は、どうすれば多様な個人やその俳句が可能性を発揮できる「共同体」としての句会ができるかを考えています。出句された俳句も、それへの選評(読み)も、談話室での句会本質議論も、共同体を豊かにする共有財産だと思っています。その中でも特に「読み」は大事だと考えています。

そしてそんな共同体を目指す上で私が必要だと思っているのが、①基本的な他者に対する敬意、②ある程度のゆるさ(遊び)、③当事者性です。

①については昨今のSNS空間での誹謗中傷や炎上に決定的に欠けている部分だと思います。②は公園に遊具を敷き詰めて設置しておくのではなく、野原のままにしておくので、そこで個人各々の仕方で遊んでくださいというイメージです。また他者に対して寛容であることも「ゆるさ」のひとつだと思います。③は、日本に民主主義が根付かない根本理由でもあるかと思いますが、人任せにせず自分の頭で考えることです。②にも繋がりますが、自分の頭で考えて、コールサック句会を解釈して参加してくださればという思いです。

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