ウチ、地獄から出たい
僕が書いた物語に友人のハシクラヨウイチが絵を描き、現代朗読協会の野々宮卯妙さんが読んでくれました。
この物語を書いた時、身体文章塾の講師の水城ゆうさんに「これは救済の物語りですよね？お涙頂戴は浅田次郎に任せておけば良いんだ。知念さんが書く物語じゃない！」と珍しく強く言われました。ただ、僕の構成ではここで終わりではなくこれは前半で、後半彼女は更なる地獄へ……」と、説明すると「それでこそ知念さんです。後半、楽しみにしています」と。
あれから2年、いまだに後半を書いていません。約束を果たせないまま水城さんは逝ってしまいました。
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