ハッパ セリ「大切な推しメン」
１月22日に卒業。
１月じゃないとだめだったんだよね。
２月だと俺がいないから。
それだけじゃないけど多分考えてたよね、きっと。
卒業公演も間に合わなくて出来なかった。
それは本当に悔しかった。クルムの時の様にみんなに集まってもらって、Ｔシャツ作って、ステッカー作ってライブで最高の景色を見させてあげたかった。
でも、アイドルとしての最後の瞬間ではない。セリはまだまだアイドルを続ける。だからその時まで。
少し、セリとの想い出に浸ってみたい。たくさんの事があったけど、たった１年だけの時間なのが本当に不思議。
俺はたまたまタイミングが合って12月のYUENI新体制のお披露目を見に来てた。
YUENIはずっとあちゃ、みっちゃん、ふゆの３人で守ってきてた。そこにリアルとマユとクルム。そしてセリが加入した。
『ハッパセリ』俺は『パセリ』。気にならない方がおかしい（笑）
でも、最初はそんなにかわいいとか思ってたわけじゃなかった。派手髪の女の子ってくらいだった。
個人的にもYUENIはサァャが辞めてからあまり行ってなかったし…
YUENIは俺が推すと辞める。３人辞めればそう思っても仕方ないでしょ？だからYUENIではもう推しメンは作らないって決めてた。
お披露目のライブを見た時に飛び込んできたのはマユとセリだった。チャンマユはコロコロ変わる表情が魅力的だった。
セリはそういうんじゃなくて、圧がすごかったwww
「かわいい」って思われたいとかなくて（あったかもしれないけどw）全力でパフォーマンスしてた。明日死ぬって分かってる人が、今日に全てをかけているみたいな鬼気迫った圧だった。
この日にセリと初めてチェキを撮った。この時の会話が忘れられない。
俺がはじめましてって挨拶して名乗ったあとに「デビューする前からパセリの事は知ってたよ」ってセリに言われた。こんな事を言われた事なかったからものすごく嬉しかった。
理由は後で分かったけど、セリもパセリって名前にしたかったんだって。でも、運営さんから「ヲタクにパセリさんがもういるから駄目だよ」って言われたかららしい（笑）
正月のライブでもまた会えた。水色の巫女衣装だった。コスプレで巫女が１番好きなので嬉しかった。この日もセリとチェキを撮った。この時に自分の気持ちに気がついた。「俺はセリを好きになってる」って。でも、好きになってもいなくなる。だから無理だって言ったらセリは「私は絶対辞めないよ。アイドルを本気でやるって決めてるから。だからパセリに推して欲しい！」俺の答えは「YES」か「はい」しかなかった。「セリは俺のビット最後の推しメンだよ」それが２人のスタートだった。
「パセリがセリを推してよかったって思えるアイドルに絶対なるからね」
セリはガチ恋営業はしなかった。簡単に人に「好き」って言わない。それもあってか最初の頃はセリとチェキを撮る人が少なかった。俺だけの時もあった。
でも、絶対にセリのファンは増えるって自信もあった。あのステージングを見てれば伝わるはず！そう思ってた。
遠征に東京に行くたびにセリが報告してくれた「最近、１枚もチェキ撮ってもらえないって日がなくなってきたんだよ！」二人でガッツポーズしたりしてた。
２月～３月は自分の舞台のためにヲタクが出来ない。
待ちに待った４月。ここで大問題。４月生まれのセリの生誕がある。ワンマンライブも４月に決まった。行けるとしたらどちらか１つ。セリの配信で聞いた「俺にどっちにいて欲しい？」セリは「生誕」と言った。自分の生誕に人が集まってくれる自信がないからって。
生誕に行くと決めたんだけど生誕のスケジュールが出ない。理由はアカリの卒業が４月末に決まったから。ワンマンが４月中旬。結果的に５月のゴールデンウイークまで伸びた。
あれ？俺ワンマン行けるな！
オフィスビットには「ぼったくりチケット」というチケットがワンマンでは発売される。１人２枚ずつ。これは最優先入場＆楽屋訪問＆全員の囲み写メ。それと推しメンの考えたプレゼント🎁がつく。推しメンが手を抜けば「ぼったくり」になるからぼったくりチケットという名前になっています。30000円。高いチケットです。
セリは１枚も売れてなかった。
よし！気がついたら買ってた（笑）
喜ばせたい。その気持ちだった。
当日のセリからのプレゼントはすごかった。手作りの本にいろんなプレゼントをつけてくれてた。生誕ライブのソロ動画＆手紙＆私物の指輪💍。本当に嬉しかった。
ワンマンも最前で見れて本当に最高でした！
そして次は生誕ライブ。でも生誕委員が動いてる気配がなかった。10日前になって立ち上げて動き出してみた。やった事なかったけどたくさんサポートしてもらってなんとか生誕が出来ました。セリも喜んでくれてよかった。
好きって簡単に言わないセリから好きを感じる事がちょこちょこある様になってきた。チェキの距離感もすごく近くなった。「お母さんにパセリのこと紹介した」って言われたので「結婚？」って思ったりした（笑）
９月に自分にとって大きい存在の推しメンが解散で引退する事になった。その解散ライブの前にもセリに会いに行った。「しっかり見てきてあげてね。その後は私に全部まかせて。私が幸せにしてあげるから。」涙を堪えるのに必死だった。
10月にYUENIのワンマンが決まった。ぼったくりチケットの名称が「キラキラボンバーチケット」になった。発売開始の日。今回はすぐ買ってあげようって思ったので待機してた。すると即完で買えなかった。誰も買ってくれなかった30000円のチケットが。悔しかったけど嬉しかった。セリに「パセリに買って欲しかった～😢でもね、ママとパセリなら買えなかった事を嬉しいって思ってくれるって話したんだ」って言われた。セリママにもそう思ってもらえてるの嬉しい。
その後に追加販売があって無事キラキラボンバーチケットをゲットしました。結局セリは４枚のチケットを売りました。これはメンバーの中で最多でした。あんなに人気がなかった女の子が、こんなに輝いてみんなの中心になってる。本当に嬉しかった。
ワンマンは本当に楽しかった！
東名阪ツアー、CDのリリース、リリイベ、有線放送、テレビ放映…本当に夢のようだった。
最近、セリの事を好きになりすぎてガチ恋気味になってた。でもセリは「大丈夫。もっと好きになっていいよ。」「パセリの１番になりたい！」って言ってくれた。
クリスマスもセリと過ごせた。クルムのラストライブだった。ピアスのプレゼントも渡せた。アイドルと過ごす初めてのクリスマスでした。
正月。初めてセリを好きだって思った巫女衣装のライブ。またあの季節になった。当たり前の様に巫女ライブに来た。セリとあけおめしていつもの様にイチャイチャして過ごしてましたw
そんな時に「卒業」の話をした。
「セリが卒業する時は悔いなくやりきった時だろうな。その時は俺が隣にいないとね。」「私は本当にアイドルが好きだからね。」
それから数日後リリースされた。ハッパセリ卒業。
セリのアイドル人生が終わらないのは分かってる。セリはアイドルだから。
「ずっと変わらずに応援するよ！」「セリがどこに行ってもそばにいるよ！」そう言ってくれるファンがいっぱいいた。
でも、俺は１度終わらすの。そうじゃないとモチベがもたないから。YUENIのセリに恋して育てた愛は１度YUENIで終わらせないとダメになるの。
新しい所でやる姿見ても「この程度のパフォならなんで前の現場を辞めないといけなかったの？」って気持ちが出てきちゃうから。
だからゼロになって新しい姿を見て、そのグループを好きになって、そこの運営のコンセプトを受け入れられて、そのメンバーの中で１番好きになった子がたまたまセリでない限り推す事はないの。『元推しメン』になる。
そしたらセリはこうメッセージをくれた。
私はまた好きになってもらう自信あるから覚悟してて！
俺の推しメン強すぎない？（笑）
15日にセリに会いに行きます！
これが俺の最後の日です。
しっかりと終わらすので、始まりの合図を楽しみにしてます。
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