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あいつ、市役所やめるってよ

どうも、2024年3月に市役所を辞めたミツイです
前回、公務員を退職するに至った流れのことを前後編で記事にしました

今回は、3月に辞めるまで僕が何を考え何をしていたか、思い出しながら書きたいと思っています

まず、僕が3月末で辞めることを職場に伝えたのは2月初旬
前回の記事では書かなかったですが、これって僕がいた自治体ではあり得ないんですよね

3月末は人事異動や新人採用の時期でもあるので、そこで辞めるならだいたい12月末頃までには職場に伝えるのは、暗黙のルールみたいでした

正式なルールではないし、辞める辞めないのこと、そんな都市伝説みたいなもんに急かされて判断したくなかったのもあり、結構限界ギリギリまで悩んでしまったので、2月初旬に職場に伝えるという一見暴挙のような辞め方をしました

ただ、同僚に迷惑をかけないよう、後任をきちんと配属して!とかの調整は、上司と一緒に方々に働きかけ、結果4月から後任の職員が同じポジションで働いておりますので、いなくなって人員補充なし、の悪夢は避けられました

さて、正式な辞めることを決めたのが2月頭、だということは書きましたが、2ヶ月後に辞めて給与がなくなるわけですが、辞めてからの生活についてはどう考えていたか

まず、辞めることを決めた段階で、自分の次のキャリアについていくつかの指針を決めていました

1 できればもう就職したくない!

民間企業から市役所に転職し、市役所も辞める自分の磨いてきたスキルを振り返っても、結構重宝される存在になれることは知ってました
でも正直、上意下達というか、民間でも市役所でも、明らかに欠点だらけの上意に黙って従うようなことを無数に経験してきて、その度ずっと、何とか工夫して分かりやすい成果を積んできましたけど、203高地で散っていくような、組織に対して、すごく蔑ろにされている気持ちを持たされることが多かったのです

なんだか自分、もったいない!

そんなポジティブな気持ちもが湧いてきていたので、はじめは個人事業主として生きていきたい!となんとなく決めていました
人生一度きりだしチャレンジね!

2 ものづくりがやりたい!

自分のベースを探ると、やっぱりやりたいのは「ものづくり」だな、と思うに至りました

世の中にまだないものを作りたい
自分が作ったものやことで多くの人に新鮮でサプライズな体験を届けたい
何より自分が楽しみたい
油と樹脂と金属のにおいがする場所にいたい

3 まちづくりにも関わりたい!

市役所では都市計画部の所属が長く、自分の知識を広げるためにも、日本全国、公私にわたり視察に出かけたり、色々なジャーナルを読んだり、せっかく伸ばした「都市計画」ないし「都市再生・整備」や「まちづくり」などの空気感には触れていたいなあ、という気持ちがありました

これは、市役所時代のつながりも活かして、僕なんかを公務員として囲ってくれた(言葉が悪すぎ😛)まちの人たちに、恩返しとして色々まちづくり分野で貢献できたらな、という気持ちも多分にあります

4 我が子との時間を作る

言わずもがなです
市役所時代に犠牲にしてきたものを取り返すぜベイビー!


はい、そんな4つくらいの指針を我に掲げて、正式に辞めることを決めるちょっと前くらいから、3月に辞める前提で、勉強しておりました

その期間があったから、なんとなく4月以降の自分も想像できて、退職の最後の踏ん切りが付いたような気がします

そして2024年3月、僕は市役所を辞めました

さて、掲げた指針に対して、今の生活がどうなったのか??
はい、それはまた別の記事で😝

あ、辞めるときに、市役所の仕事で関わってくれていた人たちが、退職パーティーを開いてくれたのです

公務員の退職をパーティーにする市民

ヤバヤバですね、むちゃくちゃおもろい

ここまで読んでくださりありがとうございました
まだまだ退職前後ネタの記事はたくさん書けそうなので、また遊びに来てください

ではの!

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