三井温熱器を有効活用してみよう
今回は温熱器を持ってはいるものの使わずに放置していたり、効果を実感できていない方に向けた記事となります。
温熱器の効果的な活用
三井温熱治療器の活用には様々な課題があります。
三井温熱グループのスタッフがお客様に温熱器の使用状況を尋ねたところ、様々な反応がありました。
使用していても、効果を実感できていない人がいたり、適切な使用温度がわからず、使わないままに他人に譲ってしまった人もいました。
寝る前に腹部に当てたまま眠ってしまった経験のある人や、熱さに耐えられないという人もいました。
また、熱刺激というキーワードを初めて耳にしたという人もおり、三井温熱療法に関する知識の普及がまだまだ十分でないことを思い知らされました。
このようなお客様に向けて、より温熱器を有効活用していただくために温熱器の効果的な活用法を解説します。
セルフケアが有効な症状と場面
肩コリ、腕の疲れ、腰やおしりの痛み、下痢や便秘、といった日常誰にでも起こり得る症状に対して三井温熱セルフケアは有効です。
使い方に慣れれば、日常的に活用できる有用な道具となるでしょう。
血液の流れが悪い箇所は、温熱器を当てると熱く感じます。筋肉のコリがある箇所も同様に熱く感じることが多いです。
温熱器を当てるべき箇所は、自身の体感で判断できます。
療法師からアドバイスされた箇所を温めることで、より効率よく症状改善に繋がります。
三井とめ子先生によると、温熱器で与えた熱は約8時間体内に留まり、その間細胞を活性化するパワー源となるそうです。
病気でお困りの方などは熱の充電期間が長ければ長いほど良いということになります。
1週間に1回の温熱療法師による施療だけでなく、日々のセルフケアで熱のパワーを充電することが重要です。これが症状改善への最も効率的な方法と言えます。
セルフケアのポイントアドバイス
セルフケアと言っても、温熱器で熱刺激する具体的な場所がわからないお客様はそれなりにいます。
三井先生は著書にて、温熱セルフケアについてこう述べています。
三井先生はただ温熱器を当てて温めるだけでも十分に効果があると言われておりました。
これをセルフケアでも最大限に活用しましょう。温熱器をお持ちの方は、付属の綿カバーを被せて、パジャマの上から身体を撫でるように温熱器を滑らせてみましょう。
身体の所々で気持ちよく感じたりとても熱く感じたりするポイントがあると思います。自分が熱く感じたなら、それが熱刺激になります。
熱く感じることが診断、熱刺激が治療、これが三井先生がおっしゃっていた診断即治療になります。
特に、やけどには十分注意してください。無理をせず、適切な使用方法を守ることが重要です。
セルフケアの注意事項として、炎症など熱刺激をしたら痛みが増す場合にセルフケアを行うことはおすすめしません。
また、全ての症状に関して、医療機関で適切な診断と治療が必要なケースがありますので、ご自身だけで症状の判断をするのは好ましくありません。
三井式温熱療法は、正しい使用法を学び継続的に実践することで、健康維持に役立つ可能性があります。
ただし、必ず医療専門家の指示に従い、温熱器を補完的な手段として賢く活用しましょう。
三井式温熱療法の正しい知識と使用法を身につけて、より健やかな毎日を過ごせることを願っています。
最後に
最後までお読み下さりありがとうございました。
三井温熱では、セルフケア講座を開催しております。
今回の記事で温熱のセルフケアにご興味を持たれましたら、三井温熱のホームページから、セルフケア講座にお申し込みください。ご参加お待ちしております。
また、三井温熱の施療を受けてみたいと思われましたら、ぜひ店舗や各地の療法院にお越しください。
三井温熱株式会社公式ホームページサイト
三井温熱公式オンラインショップ