骨盤が開いて、お腹やお尻が気になる方に教える3つの改善ポイント
気温も暖かくなり、だんだんと薄着になってきましたね。
「さて、夏に向けてそろそろ引き締めないとな(と、毎年思っているだけで数年経ってるけど)」
と意気込み始めた方も多いかと思いますが、そんな中でも、骨盤が開いていて、下っ腹ぽっこりや垂れ尻に悩んでいる方に今すぐやってほしい3つの姿勢改善ポイントをご紹介します!
それは
骨盤が開いているを知らないと危険!
全身から姿勢をチェックしてみる!
股関節とお腹の筋肉を使う!
の3つです!
それでは、それぞれ解説してみます!
①骨盤が開いているを知らないと危険!
1発目から挑戦的な感じですが・・・そもそも骨盤が開いているとはどのような状態なのでしょうか。(それを知らないでなんとなくの想像で不安を煽られてしまうのは心苦しい)
骨盤が開いていると一般的に言われるのはアウトフレアと言われる状態で、骨盤の前側にある突起部分(上前腸骨棘)が、中央から外側に離れてしまっている状態です。
さらに、骨盤の大きい部分(寛骨)は後ろに倒れて、股関節は、外側にねじれるパターンになりやすい状態でもあります。
これもよくある傾向にすぎませんが、このような骨盤の場合、お尻にエクボのようなくぼみがあったりして、骨盤底筋群が働きにくいといった場合もあるので、とりあえず腹筋やればいい、お尻を鍛えればいいと思って頑張っても、インナーマッスルが働かず、腰痛や尿もれを引き起こすことになる可能性もあるので、注意が必要です。
②全身から姿勢をチェックしてみる!
この骨盤が開いているのは、骨盤単独で変化しているのではなく、股関節や、足、もしくは呼吸のための胸郭(肋骨まわり)など、骨盤に関わる関節や機能の問題から影響していると考えられます。
つまり、骨盤調整といわれることだけを行なったとしても、その周りの関節や機能に問題があれば、すぐに元どおり!となるわけです。
骨盤の開きが気になるのであれば、なぜそうなったのか、全身の姿勢をチェックして、全身を含めて改善させていくことが、ベターだと言えるでしょう!
③股関節とお腹の筋肉を使う!
そんな全身の中でも、股関節とお腹の筋肉は、骨盤の開きにとって切っても切り離せない関係です。骨盤の関節となる部分は、大きな可動がありませんので、大きく動く股関節の運動、そして、それを支えるお腹の筋肉を通じて、骨盤の開きにアプローチする方が有効です。
・股関節から上半身(お腹周り)を使って、ストレッチを行いましょう。
・お腹から腰、お尻周りにストレッチを感じながら15秒行います。
・左右1セットずつ、リラックスして行いましょう。
本来は、もっと他のエクササイズも組み合わせて姿勢を改善させていきますが、最低限でも、このストレッチで、左右のストレッチの感覚を整えた上で、気になるお腹やお尻の筋トレを行なってください。
抜群に、やるやすい、スムーズに動ける、しっかり効くのが分かります。
まとめ
骨盤が開いているからと簡単に考えていると、かえって余計な身体のトラブルに繋がってしまうかもしれません。骨盤を理解し、安全に、そして効率よく運動をして、理想の体を作ってみてください!