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「リーダーのための仕事論」読了 ちょっと根性論も入ってる

こんにちは。久しぶりの投稿です。
もと伊藤忠商事社長の丹羽宇一郎氏の、リーダーになる人のための仕事術です。いやリーダー論です。
丹羽氏は、なかなか活発なところがあるようで折衝事も、強かったのではないかなぁと思います。それは著名な社長なら、皆一緒かも。
まずは、部下との関わりです。
やはり上に立つもの人とのコミニュケーションは、大切と解いてます。言葉に気を配りつつも信頼関係を気づく。その方法として、飲みにケーションも一つの方法です。大切に育てながらも、本音を引き出す。
次に、成果「結果」を出す。
利益を追求するのが会社なんでしょうが、まず長期に渡って利益を出す収益構造を作るために部署を俯瞰し、利益の根源を探りましょう。本書では「リーダーたるもの目先の結果のみ追わず、利益の根源に迫るべし。それが一番大事なことです。」と説かれてます。そのためリーダーは「あらゆる状況を総合的に判断し、長期的視野で物事を見ることができる人」でなくてはならないと。上に立つものは俯瞰力、大局観が、とても重要で全体を見ながらも細かなチャンスで攻め、ものにするんてすね。
次に上記の資質を持つには、日頃からの鍛錬も欠かせません。バランスを取りながらも人以上の努力は必要です。一朝一夕には上がれないのです。私も頃、母から人の3倍勉強しなさいと言われました。内心、「無理!」と思いサボってばかりでしたから、底辺で働いてます。優秀な人と並の差は、「情熱」「気力」と著者は、断言してます。要は情熱がないと取り組めないし、気力がないと続けられない。もう、物事やるなら(反吐が出るくらい)やれと。ちょっと過激だが、ホントそうだと思いますその没頭力?を仕事に向け没頭するのてすと。没頭とはそういうことであり、没頭する者が優秀になるのです。スマートフォン見てても仕事は上達しません。何も生み出せません。時間の無駄です。ステージに上がりスポットライトを浴びたければ、仕事に没頭しましょう。
最後に、リーダーは、人を育ててなんぼです。部下が育つことが喜びなんですね。人間とは摩訶不思議な生き物であるので「未知なるもの」なのです。勝手な見た目で判断せず、怒ってもフォローし時間をかけていきましょうとあります。他人は自分目ないので、理解できないまでも、仕事に関することは方向の一致があるのでズレている、曲がっているなどみながらリーダとして全体を把握するべきなんでしょう。

懸念があるのは、今の日本にリーダーがいるかということです。現首相も?をつける人が多い。若手は前に出たがらない。新人はコピペですぐ答えを出すことで育った感じがある。(私の偏見です。)
50年前の大学生、社会人と今の大学生、社会人には、著者が述べる点に大きな差があり、治安、生産成長、技術力、金融、教育の面で徐々に劣ってきたと思う。周りにモノが豊かになる反面、同じ1日24時間で本質以外の一般品にばかりに目を向け、本来必要なの基礎部分のところに時間を使わなかった。時間の使い方の質が低下した結果が、今日の問題ではないかと推察するのである。その改善には本書のようにリーダーの教育も必要なのだろう。頑張れリーダー!

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