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JC的根回し文化を解説

こんにちは!
光秀マインド足立聖忠です!

この記事を公開している日は青年会議所の事業の中で、近年でいうと一日が一番長い日です(笑)今年の京都全体の理事長が集う会議があり、その後来年の理事長が集う会議があります。更にその後も報告会、懇親会などが続きます。
そんな会議内容は2023年のほぼ最終の事業報告が上がってくる今年度の終わりが見えてくる会議と。次年度は12理事長から初めて意見をもらう2024年度の始まりの会議です。

役職が変わると立場も変わります。今日の記事はそんな青年会議所の様々な会議を進める上で重要視されている根回し文化の解説をしたいと思います。

根回し。というと後ろで結託しているとか悪いイメージもあるかもしれません。
青年会議所の根回しは各会議で上程をする際に、前もって理事長などの決裁権を持っている方、または上司や監査、監事などのチェックをする人に事前に内容を相談することです。

賛否ある内容、不安な箇所、意見が来そうな箇所、反対されそうなことなどなどを会議に上程して意見をもろにもらうと進めたい方向が大きく変わったり、意見が意見を呼んで収拾がつかなくなったりすることで会議が長引いたりします。

JCの根回しは複雑です。
私があまり良くない事例と思っているのが、資料送りっぱなし根回しです。
JCの配信ルールや上程ルールに会議の3日前には資料配信などがあります。もちろんこのルールを守れていない資料に関しては例外ですが、送っているから見るのが当たり前。見てない人が悪い。前回と変わっていないカ所に意見を言われることでイラっとする。など。
もちろん会議をスムーズに進行するための方法としては事前配信による軽微な修正を事前に直す。同じ箇所に重複して意見を言わない。端的に指摘するなども有効です。

しかし、社会においてそのマウントの取り方が有効でしょうか。ポイントは相手に自身の当たり前を押し付けることです。

逆に有効な根回しとはどんなことでしょうか。
私が大切にしてきたことは1対1の対話です。特に目的やポイントを端的に、明確に説明しそのポイントについて意見も事前にもらいます。このとき相談しているのに自分の思いが強すぎて自分ばかり話す人がいますが逆効果です。対話を求めているのにこちらが話続けて良いわけがありません。
そして意見に対して答えは代替え案を出します。そこで共感を得られればその部分に関しては交渉成功です。
最近JCの会議でこんな場面が良くあります。
少し昔に議案内容や計画書で「面白くない」という意見がありました。こういった意見は確かに厄介です。面白いということに対して人による感覚が違います。そもそもそこを追うと意見者のための事業になってしまいます。
しかし、この時の代替え案の無い言いっぱなしの意見に対して「意見を言うなら自分ならこうする」という代替え案を持ったうえで意見するということがありました。これもまた最近のJC会議で代替え案を要望する上程者がいます。これは意見に対する逆質問に近いこととなり会議の質を下げると思っています。

つらつらと色々書きましたが。意見を言うほうも言われるほうも効果的で学びのある機会となればと思います。

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