見出し画像

制約理論とJC

こんにちは!
光秀マインド足立聖忠です!

さて昨日の記事と2017年の副理事長編で少しふれていた制約理論について書きたいと思います。

2017年に不意なことから京都大学での勉強会で出会うことになったTOCfE(教育のためのTOC)。
そしてその時に得た学びが印象的で、いつかJCや福知山の地でこの学びを広めたいと思っていました。そして京都ブロック協議会の委員長という機会を通じてこの時の想いを実現しようと行動に移します。

TOCについて簡単に説明すると。

全ての行動や事象には流れや順番があり、その過程を丁寧に読み解くことでボトルネックを見つけるというものです。その制約理論(TOC)を子どもや対話の中で学ぶツールとしてTOCfEがあり、その中には3つのツールが存在します。

物事の繋がりや因果関係を見る「ブランチ」
対立する2つの問題を解決するための「クラウド」
目標を達成に導くための「アンビシャスターゲットツリー(ATT)」

このツールの学習の中で、日頃解決することをあきらめている事象や、問題意識さえ無い事象に目を向けることができる力を身に付けます。
事業のタイトルとして
「アナタの悩みを悩まないで考えよう~悩みスッキリへの道~」
という事業で実施することにしました。
ポスターを公立大学の学生さんにデザインしてもらい、YouTubeで大学生と対談したり、30代後半のイメージが強いJCを20代前半と繋がる機会にもしました。

この事業構築で最初にネックになったのが
TOCfEという横文字
制約理論というめっちゃ難しそうな名称
JCが今まで触れたことのないツール

です。上記の理由で役員会、会員会議所に事業議案を上程すると
「よくわからない」
「何がしたいかわからない」
という意見が出まくります。

正直「学ぶ前から理解できるようなことしても意味ない」と心の中で突っ込んでいましたが。
上程という役員会で理解を得るということもこの会議資料をつくる(理解を得るという意味ではプレゼンに近い要素もありますが)ということを念頭に置き頑張ってクリアしました。
事業実施の承認を得てから。ここからが本番です。京都府下すべての青年会議所にTOCfEを活用した思考を学ぶ術を浸透させなければいけません。
コロナ禍によりZoom+オンラインホワイトボードとの相性が抜群なTOCfEの学びは30時間以上に及ぶ学習の場を作りました。長すぎて離れていく人。脳が疲れるという状況に脳の筋トレのようにハマってくれる人。紙一重で学びは嫌になるかハマるか分かれます。

本当は継続学習の場をこの年度で生み出したかったのですが、そこには至らず私の力不足でした。またどこかで仕掛けたいと思ってます(笑)

少し宣伝をしておくと、この学習は実は子育てや教育関係者(会社での人事や教育関係も)に大きな効果があると思います。JCの議案作成にも劇的な効果があります。
文章だけで説明がまだ私には上手くできませんが。。
相手が存在する問題において(人生大半そうだと思いますが)自分の絶対的な基準が多くは思考を濁らせています。また当たり前すぎることを飛ばして思考が進んだりします。大人になればなるほどその思考を飛ばす行為が多くなります。しかし、その自分の当たり前の思考プロセスは他人にとって当たり前でないことがこのTOCfE学習で体感をします。そして自分のいつもと違う脳の使い方をすることでものすごく疲れます。
そんな継続学習が自分の思考力を多くの人と幸せを生み出すことができる力となります。

そんなTOCfEを福知山でやりたい方いたらJCの足立まで連絡ください。一緒に学習の場を作りましょう!

さて明日は2022年の理事長に言い渡されたまさかの人事!について書きたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?