たこやきで村おこししたい！鈴木朔さん(26)

はじめに

御杖村出身で、たこやきのキッチンカーをOPENした鈴木朔さん。地元が大好きで、いつか、地元のみんなで村おこしをしたいと思っている。明るく、パワフルな朔さんにお話を聞いてきました！！

鈴木朔さん(26)
中学生まで、御杖村で育つ。高校卒業後、あべのたこやきやまちゃんで7年間働き、本店・USJ店で店長を任された経歴を持つ。2021年8月から、北九州でたこやきキッチンカーを始める。

①御杖村で育った思い出

御杖村で中学生まで過ごしていた朔さん。御杖村の自然の豊かさや、まるで自分のことのように接してくれる御杖村の人の温かさが好きで、自然と地元が大好きになったという。

小学生の頃から、夢は「料理人になりたい！たこやき作りたい！」と思っていたそうで、高校は奈良の専門学校に通い、調理師免許を取得。

高校卒業後、フランス料理店で働くが、高校時代にバイトしていたたこやき屋の方が自分に合っていると感じ、フランス料理を辞めて、「あべのたこやきやまちゃん」で働くことになった。

②あべのたこやきやまちゃん（大阪）での経験

あべのたこやきやまちゃんは、「ミシュランガイド京都・大阪」のビブグルマンに3年連続掲載された、たこやき屋さん。

朔さんは、あべのたこやきやまちゃんで、7年間働き、本店やUSJ店の店長も務めていた経歴を持つ方。

たこやきは、まんまるで綺麗で見るからに美味しそう！！

③2021年7月24日-25日、御杖温泉「姫石の湯」でキッチンカーをOPEN！

キッチンカーのOPENは御杖村でしたい！！とずっと思っていたようで、姫石の湯で出店できることが決まり、本当に念願の夢が叶った瞬間でした！

7月24日・25日ともに夕方には、たこやき150食以上が完売してしまうほど、キッチンカーは大盛況！

朔さんの同級生の方や知り合いの方が、たこやきを買いに来てくださったようで、大阪や奈良市内の方からわざわざ足を運ぶ方までいたそうです！

8月にキッチンカーを始めるに当たって、素晴らしいスタートが切れた2日間となりました！

④2021年8月から、北九州でキッチンカーを始めます！

自分のお店を構えようかと思っていた矢先、コロナで難しい状況になり、「まずは、キッチンカーで移動しながら、たこやきを販売したら面白いんじゃないか」と思い立ち、2021年8月から、北九州でキッチンカーを始めることになりました。

本当は、地元の奈良でやりたかったが、関西はたこやき屋が多いので、たこやき屋が少ない九州で始めることに。一緒にキッチンカーをやる西野鈴彩さんが、九州出身ということも後押しになったそう。

まずは、北九州で、たこやきと言えばココ！というくらい人気のキッチンカーになる。そして、最後は、奈良に店舗を構えることが目標だそうです！

⑤LGBTの人も過ごしやすいまちを目指して

朔さんは、さくらさんという名前で女性として生きていましたが、自分の性別に違和感を感じていました。中学生のときは、どうすれば良いか分からず、周りの人に黙っていました。

しかし、高校２年生の時にYouTubeで初めて性別を変えて生活している方がいることを知りました。
「もっと早く知っていれば」
「相談できる環境があれば」など、
自分と同じような悩みをもったり、周りに相談できずに悩んでいる方たちに向けて、自分なりに発信していきたいと考え、2016年からYouTubeを始めました。

今では、一般社団法人ELLY 講師・三重レインボープライド共同代表として、活動しています。

LGBTについてもっと世の中へ伝えていき当たり前の社会を作りたい。
そんな想いを胸に、今も活動されています。

いつか、地元の御杖村でも講演会を行いたいと考えているそうです！(^^)

一般社団法人ELLY | LGBTも過ごしやすいまちを目指して

さいごに

御杖村が大好きで、いつか御杖村で村おこしをしたいと考えている朔さん。

村外で色々な経験を積んで、さらにパワーアップした朔さんが、御杖村に帰ってくる日が楽しみですね！

北九州に行かれたときは是非、あべのたこやきやまちゃんのキッチンカーを探してみてください！