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理解はできたが、実践できないジレンマ

私は基本的に本を図書館で借りるんですが、すごく心に響いた本は購入して線を引いたり、付箋を貼ったりして、繰り返し読みます。
この方法を始めてした本が
「言葉にできるは武器になる。」です。
この本の中でタイトルにも書いた

「理解はできたが、実践できない」というジレンマを感じてる方も多いのではなかろうか

という文があります。
これを読んだときに、本当に本に向かって何度も頷きました。

いろんな情報が本・講座・オフライン・オンライン・SNS問わず、いろんな方法で手に入りますが「理解できたけど実践できない」というジレンマを抱えて結局活かせずに終わる、なんて方も少なくないと思います。
著者の梅田悟司さんは全ての事に対してこれを言っているわけではなくて
伝わる言葉を生み出す方法を聞かれて「書籍やセミナーや講座で伝え方や雑談力をあげるようなテーマは溢れるくらいあるけど、これらのスキルを得た人はどれくらい実行できるようになったのだろう」
という感じに書いています。
そして「伝わる言葉を生み出すためには、まず意見を育てる必要がある」というような事を書いています。
かなり私なりの要約なので、詳しくはぜひ本を読んでみてください。

「理解できたけど実践できない」は「伝わる言葉を生み出す」事に限った事ではないと思います。
身近で言うとダイエットとか試験・資格勉強とか恋愛スキルとかSNS戦略とか、たくさん「うまくいく方法」がありますが、これを単純に受けたからといって全員が成功しているか、となると100%ではないと思います。
これを「方法と自分との相性が悪かったんだ」と思ってしまうかもしれませんが、そうではなく根本的に実践しようとする人の「意見」や「思考」が育ってない、自分自身の事がわかってない事に原因があるように思います。

バスケがうまくなりたくて、審判並みにルールの知識をつけ、ライバルチームの分析をして、ドリブルやシュートのコツを勉強したり、バスケに必要な筋肉の付け方や栄養学など情報を得た所で、実際に練習をしたり筋トレや柔軟・バランスの良い食事をコツコツ毎日続けなければバスケがうまくなる事はありません。
最短で目標達成できる裏技っていうのはないんだと思います。

何か取得したい技術や目標がある時に成功に繋がる情報や知識を得る前に自分自身の意見や思考の土台を作る事をしてみてください。
まずはぜひ、梅田悟司さん著書の「言葉にできるは武器になる」を読んでみてほしいです。


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