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雄鶏と僕

こんにちわ。
みなさま、沢山のいいね💓をありがとうございます!
記事を書く励みになります💖。

またまた前々回の話の続きをしてしまって申し訳ないのですが、
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進む道はベスト。今すぐ行動してゆこう。
人生の1サイクルが終了し、不要なものは手放し、次のステップへすすむとき。

このテーマは
一緒に直売所の当番をしていた旦那さんにも影響していてw
彼がもう一度踏み込めたステップというのが
卵から孵した雄鶏ゴマちゃんとの信頼を取り戻す時間だったのでした。
今回は、この話にお付き合い頂ければと思います!

ゴマちゃんの話はまた追々書いていこうと思っていますが、さっくり説明すると、卵から孵した唯一の鶏が雄鶏ゴマちゃん。
実は卵から孵って育雛していた4ヶ月、私たちはゴマちゃんを雌鶏として扱っていました。。。
性格や行動が雌鶏っぽかったので勝手に勘違いしてたのですが、ある朝、ぽっぺぽーと鳴き、旦那さんの顔が青ざめました。
既に雄鶏一羽(ゴマちゃんのお父さんサン)が居て、いくら里山暮らしとはいえ、ご近所に朝から鳴き声のご迷惑をかけて気を使っていた我々(特に旦那さん)は2羽の雄鶏の鳴き声か。。。と頭を悩ませる要因でもあったからです。
さらに色眼鏡を外してよく見ると、雄鶏っぽく美しい尾羽根。
人道的に残念に思うのが間違っているのですが(笑)、
「ゴマちゃん卵」を楽しみにしていた旦那さんは、雄鶏とわかった後のゴマちゃんに対する態度が激変。。
「男同志」というか、
「オレっちのいうことをきけー」という強引さと
大人になりかけのゴマちゃん(中学生男子っぽい)の
「オレっち一人で出来るー」っていうオラオラ感がぶつかって
一人と一羽は、一時期信頼関係を失っておりました。
どんな感じになったかというと、
ゴマちゃんが旦那さんを避けるようになり、抱っこさせなくなりました。

私自身は卵から孵ったセキセイインコや雛から育てたオカメインコと暮らしたことがあったので鳥族ってどんな感じなのかなんとなく理解していました。だけど卵から孵した雄鶏とのコミュニケーションは格別に素晴らしく、
彼らは世の中で「鶏は3歩歩けば忘れる」と言われてるけれども
とても賢く愛情深く、忍耐力も、赦す力もある。
【卵から孵した雄鶏とコミュニケーションとらないのは勿体なさすぎる】
と旦那さんに伝えました。

ある時知り合いが
鶏はイルカや犬と同じくらいの能力があるってテレビで言ってたよと教えてくれたことがあり、旦那さんは更に鶏を見る目が変わりました。

それでも、ゴマちゃんとの信頼関係を取り戻すのに半年以上かかっていました。
ゴマちゃんの好きな食べ物をあげたり、
あとはひたすら愛で接すること。
大好きだよ、という想いを注ぐこと。
その存在をリスペクトすること。
ただ見守ること。

そういう時間も、自分に余裕がないと持てない時間でした。

私たちが直売所での店番を手放したとき、
旦那さんはゴマちゃんとの信頼関係を取り戻す心のゆとりができました。
ゴマちゃんが一日どんなに頑張っているか
へとへとになっても、雌鶏にご飯を譲り続け、彼女たちを守っていること。
一緒に過ごし、ゴマちゃんを見守る時間を作れば作るほど愛とリスペクトは伝わる。
ゴマちゃん自身が旦那さんを赦し、もう一度信頼したとき、
スッと身を委ねる。
旦那さんの語りかける言葉に耳を傾ける。

卵から孵した雄鶏とコミュニケーションとらないのは勿体なさすぎる】という言葉の意味がわかったと旦那さんから言われました。

たった月1回の当番を諦め手放したことにより
かけがえのない今ここの、自分が愛したい存在にエネルギーを注げること。
それが旦那さんとゴマちゃんの大きな信頼を取り戻すことになりました。





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