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日本の食文化と有機質肥料と暮らしと共にある微生物の関わりあい

先日は、認定こども園 仁 さんの入会体験イベントの最終回 味噌作り

最終回は、味噌を仕込んだので、
味噌が食べられるのは、7月過ぎからです。

7月までは、こうじ菌→酵母菌→乳酸菌
の順番で微生物ちゃん達が働いて、
大豆が味噌になっていきます。

置いておくだけで、味噌に変化している魔法みたい😆
今から完成が楽しみです。
イベントは、こちらのブログにまとめました。

味噌は、半年以上寝かせると、また味が変わっていきます。
「10年味噌」というほぼ薬みたいな味噌もあります。

腐ると発酵は、紙一重です。
腐らせず、美味しく&栄養を食べられる方法の「発酵」という調理方法

発酵文化は、日本の食文化の柱の一つです。

日本が発酵文化が進んでいる理由の一つに、

気候風土

が挙げられます。

日本は、本当に不思議な国です。

因みに、肥料作りにも発酵させる過程を使います。
畑の場合は、こうじ菌は使いませんが。
乳酸菌、納豆菌、放線菌、光合成菌など様々な菌が活躍してくれます。
もちろん常在菌がほとんどですから、名前のない菌もいます。


米ぬかと落ち葉と水で発酵させたボカシ肥料


ボカシ肥料は、味噌やお醤油のような芳しい香りがしたら、完成です!!

現在の日本の多くの農地が土壌消毒剤などの影響で、土に野菜を病気にする影響を与える微生物がいます。

彼らが悪さをしないように、彼らを食べて減らす菌をボカシ肥料などで入れます。
※意図的に微生物を入れなくても勝手に入ります。

土が正常な状態になれば、入れる必要はないと思います(農家によって様々な見解があります)

土の免疫力アップのための微生物達

人の腸内環境に似ているとも言われています😊

発酵肥料の方法は、苗作りの温床でも用います。
大量の落ち葉を積んで、少しだけ米ぬかを混ぜて、水をかけて発酵させます。

さてさて、みつばち農場も落ち葉と肥料春の種まき準備をしていきます。
今年は、年末に軽トラが壊れて、落ち葉集めがこれからですが💦

落ち葉の発酵熱は、本当に癒されます☺️

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