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第7回みらい会議 出張みらい会議!収穫祭後開催

第6回みらい会議に引き続き、2018年(平成30年)11月13日に開催された第7回みらい会議の様子をお伝えします。
 収穫祭終了後、13時より「みつば保育園ホール」にて開催され、計20名の保護者や町民が集まりました。夜開催の会議では参加が難しい保護者の方が初めてかつ多数参加していただき、たくさんの貴重な意見を聞くことができました。
 司会である建築家・デザイナーの川西康之氏(株式会社イチバンセン)によるこれまでに行った会議の概要・先進事例の紹介の後、3グループに別れて着席してもらい、既存の平面図・前回の会議で行った平面パズルを参考に、保育園の使い勝手・動線・あったら良いなと思う機能等、意見を出し合いました。

各グループの意見をまとめると、上図のようになります。
 ①、⑧は保育園内へのアクセスについて言及されたものです。駐車場から園までが遠いことがあげられました。敷地正面玄関は現状維持を求める声が多かったのですが、同時に送迎時の渋滞が問題視されていました。駐車場に近い入口増設の必要性があることが窺えます。スロープが急であり、有事の際の非難に危険だとの声があがっていました。また、現状は乳児・幼児の出入口が2か所あり、兄弟姉妹が保育園に通っているご家族には不便であるため、中庭から両保育室にアクセスできる工夫が求められていることが分かりました。
 ②、④は中庭・園庭への意見となっています。乳児がメインで遊べる中庭は好印象で、景色の良い大きいプールも高評価です。しかし、中庭の広さが十分でなく、避難できるスペースを求める意見がありました。園庭については、遊具が充実した、子供たちが楽しく遊べる場となることが求められていました。
 ③、⑦は玄関、昇降口に対して言及されています。現状では昇降口が狭く、園児達の靴があふれているため、広さの確保は課題です。また、正面玄関もイベント時に混雑するため、広くする必要があることが窺えます。
 ⑤、⑥は園内の空間に対する意見です。玄関に図書スペースを設け、本を読みながら待てる空間が欲しいとの声があがりました。収穫祭の際、保護者の方数名にお話を伺ったところ、本が充実している保育園であるため、図書スペースとして開放してはどうかという声や、先生とゆっくりお話できる面談室が欲しいとの声もありました。ホールの床暖房やカラフルな保育室も求められていました。
 これらの貴重な意見は川西氏および株式会社イチバンセンが分析・研究し、第8回みらい会議へと引き継ぎます。町民の様々な意見を基礎に、みつば保育園の基本的な計画を来春までにまとめていきます!

(了)

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