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みらい会議の未来へ

2018〜2019年(平成30〜31年)に掛けて実施させて頂きました、土佐町立みつば保育園みらい会議にご参加頂きました皆さま、壁新聞やnoteをご覧頂きました皆さま、本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます。

町民・保護者・関係者から驚くほどたくさんのご意見・ご要望、ニーズをたくさんお預かりし、これは今後進められる建築計画における揺るぎない基礎となるものです。

ただし、一部議論を積み残している案件があります。地域と保育園の関わりを具体的にどのように創るのか?保育園におけるプラスアルファの機能=地域の皆さまが保育園に関わりを生む機能はなにか?については、今後さらに具体的な議論を深めたいと思います。
夢みたいな自由意見を交わしているうちは良いのですが、実際に実行・決断する段になると、議論が難しくなるのは当然のことです。

ふつうの公共建築に比較すると、みらい会議から建築計画をまとめる方法は、極めて手間と時間が掛かる手法です。しかしながら私たちは1年間、土佐町の様々な方々と直接お話をさせて頂き、熱意や夢を直接お伺いすることが出来ました。これは掛け替えのない経験であり、「あなたのために私たちは全力を尽くさねばならない」と何度も思いました。

そして、私たちは土佐町のことが大好きになりました。この町は、なぜか世界を見渡す面白い人たちがたくさん住んでいるのです。その人たちが保育園に関わってくださり、みつば保育園が未来の土佐町にとって教育や生活の中心になることを願ってやみません。

企画・製作:株式会社イチバンセン 一級建築士事務所
     (土佐町立みつば保育園整備基本計画策定業務委託者)

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