⑬運命の売り手と出会うために…
また、小規模事業者のM&Aの世界では多分に感情的な要素が入ってきます。ほとんどの会社においては売主は創業オーナー社長であり、自社の現状がどうであろうとも自分が育ててきた大切な会社です。ですので、いくら高いお金を出されても「お前らなんかに売るくらいならば、畳んだほうがマシだ」と考えるケースもあります。そこまでは極端だとしても、後に残る社員のことを考えて、金額だけでなく相手の素性や業態を判断材料として意識したりします。
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