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超初心者向けWebシステム入門 Step0

【前置き】

コンセプトとしては、
これからWebシステムのエンジニアを目指す人向けに掲載していきます。
基本的には無償版のツール・オープンソースを使っていきます。

初心者の方には是非とも抑えてほしい、知識や技術を丁寧に掲載してきます。

実際に手を動かし、マネしながら反復練習するといつの間にか実務レベルでも使えるようになります。(自分はそうでした)

【プラットフォームの選定】

Webシステムを構築する上で、一番最初に決めなくてはいけないのが、プラットフォームです。
システムやサービスを運用する共通の土台にあたり、一旦決めてしまうと、後戻りができない重要な部分です。
※WindowsやMac OS、UNIX、LINUXなど、OS(オペレーティングシステム)指すことが多いです。

【ミドルウェアの選定】

Webシステムに必要なミドルウェアの代表的なのは、ApacheやNginx、Tomcat、IISなどでしょう。
ミドルウェアはOSとアプリケーションの中間に存在し、
基本的な機能しかないOSと、業務の遂行に特化した機能を持つアプリケーションをを繋ぐ橋渡しの存在です。

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Apache、Nginx:Unix、Linuxで使われることが一般的
※Windowsでも動作可能
Tomcat:Javaで使われるのが一般的、Unix、Linux、Windowsで動作可能
IIS:Windowsが提供しているミドルウェア、ASP.NETなどで使用することが多い

【データーベースの選定】

MySQL、MariaDB、Oracle、MSSQLなどが一般的でしょう。
無償版で構築するのであればMySQLやMariaDBを選択されることが多いです。
※無料版があるなら、ほぼその2択でいいのでは?となりますが、
それぞれ、メリット・デメリットがあります。
それに関しては、後日、掲載していきます。

【アプリケーションの言語選定】

Webアプリケーションで使用される言語としては、JavaやRuby、
PHP、Python、Go言語などがあり、それぞれ特徴があります。

Java:OSにかかわらず実行でき、セキュリティが高い
PHP:サーバーサイドに特化したスクリプト言語
Ruby:コードの書きやすさ、読みやすさに優れている
Python:統計処理、分析が得意でAI開発などに使用されることが多い
Go言語:シンプルかつ高速、モバイル向けアプリ、クラウドアプリに最適

【今回のWebシステムはLAMP環境を採用】

OS:Linux
ミドルウェア:Apache2.4.x
データベース:MySQL8.x
プログラム言語:PHP7.x

下記頭文字を取ってLAMP環境で構築していきたいと思います。
Webシステムを作るうえで、一番オーソドックスで入門編としては扱いやすく、今もなお現役の構成でもあります。

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