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【全市区町村めぐる旅】簡潔に説明できない超人に遭遇、そして近畿地方制覇。60〜63日目(神戸市兵庫区〜奈良県曽爾村)

こんにちは!みとりっぷです♪

今回はぼくがやっている全市区町村めぐる旅についてです!

ぜひ、一緒に旅しているように読んでくださいね〜!

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59日目のその後

前回は59日目まで。
この日は実は夜まで旅していて、最後は神戸市、掬星台というところで旅を終えた。

いわゆる神戸の夜景で、日本三大夜景のひとつ。
そこまでの道中に、ひたすら目を奪われる車があった。

旅人カステラ
日本二周、世界一周中


んんん??笑

さすがに話を聞くほかなく、声をかける。
書いてある通りの人で、ぼくも日本一周中なんです~!というと、おもむろにカステラを焼きだしてしまった。

財布車の中だな。ペイペイ、残高あったかな。

ペイペイ使えるんですか?」と聞くと、
                 「あ、大丈夫!旅人には無料だよ!


こんなことって、ほんとない。
この人も旅をしてきて、たくさんの人の愛をもらってきたんだろうなぁ。

こうなれることが一番の恩返し。寒空のなか、ほかほかのカステラが嬉しかった。

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は今、宮古島に移住してるみたい。

コロナもあり、なんだかんだ海外へは行きにくいみたい。中断している世界一周、いつ行けるかな。



そしてこんなことがあった翌朝、ぼくは人に会う予定があった。

何度も友達に話しているけど、どうしてもサラッと紹介ができない
情報が多すぎて、何の人かっていいにくい。笑

ともかくその人も2022年3月に日本一周に出てしまうから、兵庫は明石にいるうちに会いに行きたかった。


まあ、無理矢理一言で言うなら、下駄でフルマラソンが世界最速の人。になるだろうか。
いや、プライベートで人力車持ってる人。なんだろうか。笑


そんな変態にいざ会わんと、約束の店に向かう。

人力車だ!

はじめまして~と開口一番に、立派なメロン半玉でもてなされる。
そうか、この人、ちょっとバグってるな。

一通りお話したあと、約束だった明石焼きの店に、人力車で向かう

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とんでも変態、福浪さん

人生初、人力車に乗せてもらう。

ここ明石は明石城があるけど、特別人力車が行き交う町では決してない
ならなぜここにあるのか?それは、福浪さんの過去の経験による。

昔浅草に行ったとき、初めて人力車を見た。
物珍しさに乗ってみると楽しい!
明石に帰ってこの話をしても、誰一人として乗ったことのある人がいない
おかしい!ということで、
無料で人力車体験を広めようと個人的に買ったらしい。笑

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地元の人が通う明石焼き

観光ガイドに載っているようなところではなく、明石の人が気に入った明石焼き。
初めて食べたけど、もうそりゃうまい。帰りにバナナジュースも買ってもらった。


なんやかんやあり、ホテルまで取ってもらってしまった。
日本一周の前、旅人が来たら必ず泊めてくれるらしい。愛の溢れた通過儀礼を受け、もう笑いが止まらない。

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頭の整理は追いつかず。

わざわざこれに書かずとも、お土産なども持たせてもらっている。しかも、姫路で買ったアーモンドバターも冷凍して復活させてもらった。

財布を1秒たりとも出す隙を与えず、この世にはこんな人がいるのかと痛感させられる。
もうこれだけで、十分すぎるほどの愛がある。この日だけで、旅が終わってもいいと思えるほど。


60日目(2021.11.1)

462.メリケンパーク(神戸市中央区)

そんな日々を過ごしまして、旅に復帰することとしましょう。
もうすぐ兵庫も制覇する。というか、近畿地方も制覇する。

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中央区というだけあって、ここは神戸のど真ん中。
BE KOBEのモニュメントが語っとるやろ?

とまあ、ここでお土産を買った。大阪市内に泊めてくれてる人がいて、もうその人のために感謝にまみれたラスクを買った。
特段好きなものもなかったぽかったから、自分が欲しいものを買うよね。ついでに自分のも買ってしまったよ、うまいなぁ。


464.太閤の足湯(神戸市北区)

はて、サクサク神戸を埋めていきますぞ~

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天下一の色

太閤秀吉も愛したと言われる有馬温泉。
足湯にだけ浸かったけど、これ、いいのか?笑

もっといい湯があると感じてしまう…
まあそりゃそうなんだけど、良さを感じ取れなかった。

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こんなんじゃ天下なんて取れぬ!
で、この顔は一体なんなんだろうか。笑

なんかしらのアートらしいけど、うーん。
おもろいね。笑


61日目(2021.11.2)

468.一庫ダム(川西市)

さて翌日、川西市から始まりです。

ここは駐車場が夜間だけ閉められてしまう。
それはわかっていたけど、その間駐車場から出ることはないし、どうか車中泊してやろうとここに居座ってた。

するとライトで照らされ、「ここ閉まるんですよー!」と。
開くまで絶対ここいるんで、いさせてください!

なんとOKをもらい、もうそれはそれは助かりすぎた。
もし出るなら、チェーンは戻していってね。とお言付けをもらい、頭を下げた。

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夜はそこまでキレイじゃなかったけど、朝起きたらキレイやなこれ。

なんかなめてた。笑
ほんのすこしだけ森が赤くなってて、秋の始まりなのかなぁなんて感じた朝でしたよ。


473.万博記念公園(大阪府吹田市)

大都会大阪まで戻って来た。

ということは、兵庫県は制覇したのである!

大阪も残りわずか、楽しんでいきましょね。

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毒の爆発

大阪のシンボルと言って差し支えないもの。
岡本太郎が残した代表作である太陽の塔。

爆裂に修学旅行生がいる。この時期は困ったもんですな。

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これがほんとにデカくて、ダイナミック。

EXPO70で実際に展示されてたものだよね。こんなのに人が集まってて、今でもたくさんの人を魅了し続けている。

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頼もしい後ろ姿と、湧き出る修学旅行生。笑
もう大変よ。

ということで、ラスクを渡すべく、最後にお世話になりに帰りますか。

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特段際だった町ではないんだけど、ぼくにとってはもう第4のふるさとくらいに好きになってしまった。
ぼくは大学からずっとダンスをやっていて、それで一方的に知っていた人。

もうめっちゃくちゃかっこよくて、なんとか繋がりが得られたひと。

インスタに連絡が来て、泊めてもらえることになったときはほんとのほんとに嬉しかった。たぶん、2021で一番嬉しかったことだとおもう。笑


ぼくらはbboyと名乗るんだけど、bboyはみんなLOVEが溢れてる。同じ趣味を持つ人ってどこか他人に感じられないみたいなマインドはあると思うけど、この文化がその最高峰だと思う

何も言わずにいつまでも泊まってっていいなんて言ってくれるし、洗濯だってさせてくれる。bboy的に言えばまあある話といえばそうだし、自分でもそうする。でも旅人という立場で居座らせてもらっている以上、感謝を止めることはできない。


せっかくここまで思い入れのある町になったし、ご当地のものも最後の悪あがきとして何度か食べた。学生の街だし、安くて多いものがありがちで本当に助かったよ笑
いやよかった、この旅が終わってまたあの町に行ったら、ほんと軽く泣けるかな。


62日目(2021.11.3)

478.磐船神社(交野市)

そんな思い出が点在する大阪市を離れ、今日で大阪府も制覇する。

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普段は土休日は旅しないんだけど、天気もよくて停滞するのもなぁってことで少しだけね。

しかし、さすが車は多い。笑

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ここ磐船神社はいわやめぐりができる。けど、ひとりではさせてもらえない。

以前事故があり、そこから誰かと一緒じゃないと出来なくなってしまった。
やってみたかったけど、死ぬわけにはいかん。笑


481.暗峠(東大阪市)

大阪府のラスト、東大阪市へ。

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冒頭で書いた福浪さんに、餞別で下駄をもらっていた。
これで動画撮ってよ!とのことだったので、ついにここでデビューさせてもらう。

学生時代、なんとなく下駄に憧れた事があり、ある意味履き慣れてはいた。けど久しぶりだし、やっぱり少しぎこちなかったと思う。笑

もらった分、ひとつミッションは果たせたなぁ。

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これで大阪府も制覇。サクサク進む感覚は、やっぱりどこか寂しく感じてしまう。

では、明日で奈良も終わる。
この旅最大の旅が、明日で終わるのか…
予定より少し長引いてしまったけど、正直まだまだここにいたい。


63日目(2021.11.4)

483.石上神社(奈良県天理市)

では、ラストも元気に行ってみよう!

修学旅行生にハローとからかわれた奈良公園を抜け、天理市までやってきた。

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会社員をやめる直前、OJTを担当してくれた先輩が天理出身だった。

10くらい歳が離れていたんだけど、良い意味でそれをあんまり感じさせなかった人だった。ぼくは心底残業が嫌いで、先輩(Nさん)はフロアで最後まで働くような人だった。
たまにぼくが残ると、嬉しげに奥さんとの昔話なんかを聞かせてくれた。

そんな中、ミスが重なり、死ぬほど残業してるぼくの影でネコの声真似で惑わせたり、なんだかんだ好きだった。帰りてぇのにうるせぇなとは、微塵も思わなかった。


そんなNさんの地元天理、どんなところかなと楽しみにしていると、知らないおばさんに声を掛けられた。

これ触ってみて、カラカラ音が鳴るでしょ。

御神木に手を触れていて、ぼくも言われるがままに押してみる。

カラカラ…

確かに鳴る、鳴ったよ。
手を止めると音は鳴らない。

何かが落ちてくるような音なんだけど、なにも落ちてなんかこない。

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「よかったね」

しばらくしていると音が鳴らなくなった。

あの人はなんだったんだろう。生粋の理系、スピリチュアルな話なんて全てでっちあげだと思ってる。
けど、これだけはわからなかった。一生懸命調べたらわかるかもしれないけど、ここはずっと、不思議な感情のまましまっておきたいな。


484.めえめえ牧場(山添村)

もうすぐ終わる、山添村まできた。

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めえ

すっごい天気もよくて、ヒツジさんたちものんびりしている!
これはいいところだなぁ。

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なんとかカメラ目線もゲット!
いやぁかわいい、かわいいです。笑


487.曽爾高原(曽爾村)

そんなこんなで曽爾村。

もうここでラスト、ここ1ヶ月の旅はついに一度結ばれる。

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ここはめちゃくちゃ楽しみにしてたけど、期待値を上げすぎてしまった。笑

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もちろんキレイだけど、生石高原のほうがやっぱり好きだな。
田舎の山にあるスポットだけど、最近知名度を上げてきたのか若いカップルもちらほら。

さて、近畿地方が終わりです。
記事にするまですごく時間がかかったけど、未だによく覚えてることばっかりやな。笑

このnoteは、旅を通して特に記憶に残っているところしかもう書いていません。あなたの町の様子は、TwitterかInstagramまで。


ではまた。


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