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【全市区町村めぐる旅】海外客を呼び寄せる猿たち。たまには贅沢したっていいじゃない。93,94日目(長野県長野市〜上田市)

こんにちは!みとりっぷです♪

今回はぼくがやっている全市区町村めぐる旅についてです!

ぜひ、一緒に旅しているように読んでくださいね〜!

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93日目(2022.2.1)

664-1.善光寺(長野市)

月が変わって2月。まだまだ雪深い時期に、長野に来た。

1泊の弾丸旅で、大きな目的はお猿さんと温泉旅館である。


まずは善光寺へ。牛に引かれて善光寺参りなんて言葉があるくらい、とりあえず来とけと言ったスポットの印象があるかな。

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あぁ、真冬だ。

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こここそ、善光寺

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静かな朝

ずっとずっと気になっていたお戒壇巡りへ。
500円で巡れるんだけど、ちょっと期待はずれで寂しかった。


そもそもお戒壇巡りとは。
光の届かない真っ暗なところ。善光寺の地下にあたる本尊の麓の廊下を1周回り、ご本尊と結ばれようというもの。

真っ暗でも、腰の高さに手すりがある。これを伝って歩いていくと、本尊へつながる扉のようなものにたどり着くのだ。

しかし、明るい。しっかり明るい。
コロナが流行り出して以降、どうやら足元に灯りが灯るようになったらしい。


明るいがゆえ、なんかイマイチ楽しめなかった。笑
真っ暗闇を進むことを期待していたのになぁ。


664-2.戸隠神社(長野市)

気を取り直して戸隠神社へ。

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誰が作ったんだろう。

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深い雪の上をしんしん

奥の院へと続くこの杉並木が目的。
冬季は奥の院まで参拝できないけど、知らなかった。ま、目的地は杉並木だからあんまり問題ない。


高さ1mほど積もって固まった雪を歩くのは新鮮な感情。初めて来たからわからないけど、多分、本来であればありえないくらい高い視線を崩さずに参道を歩いている。

雪に埋もれた看板が、教えてくれたよね。


667.岩松院(小布施町)

しばらくして、小布施町まで。

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雪に溝。

ここは葛飾北斎の描いた天井絵が見られるところ。
撮影禁止なので撮れなかったけど、凄すぎるくらいすごかった。

鳳凰の絵が描かれていた。説明してくれたおじいさんは「どこから見ても目が合うんですよ」と声をかけてくれる。


えぇ、ほんとですね。

ホイホイと首を動かしても、ずっと目がついてくる。不思議だ。

こんなの作れるなんて凄すぎるし、当時描いたままの顔料らしい。やばい。


この夜は渋温泉の旅館へ。
楽天スーパーセールで予約したし、安いんだよ。(正当化)

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ふぅ。

湯巡りをしつつ、温泉街にある居酒屋へ。
雰囲気が完璧すぎるし、「腹減ってるか?」の一言から始まってマスターが勝手に選んでどれもうまい酒のあてが次々出される。


2人で行って結構しっかり食べた気がする。
いざ帰ろうとすると、「5,000円くれるか?」と。

安くないか?安いよな。
きっといつも目算なんだろう。知らないはずの昭和の居酒屋に迷い込んだようで幸せだった。


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帰り道には雪が

生きててよかった。心底そう思える時間。
こんな幸せで、私大丈夫かしら。バカかよと思うこんなセリフが、理解できる日がくるとはねぇ。

94日目(2022.2.2)

670.地獄谷野猿公苑(山ノ内町)

では2日目。今回の旅の大目玉を喰らい尽くしにいく。


ここはスノーモンキーなどと言われ、かつてインバウンド(海外観光客)の巣窟になったようなスポット。昨日の渋温泉も近いが故に外人だらけだったそうだが、今は人っ子一人歩かないような街まで成り下がった。昨日のマスターが言ってた。

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ほんとに温泉入ってる。

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毛繕いする仲良しまで。

実は3年前にも来たことがあった。その時はまだ秋で、誰も温泉に入ってなかったからちょっと物足りなかった。

今日はみんなして温泉に入ってる。いい日にきた、寒いもんね。


671.雷滝(高山村)

もう一つ、密かに楽しみにしていたところ。

最近もっぱら氷瀑に憧れがある。ついに今日、ご対面というわけだ。

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あった!けど。

山道を走っていると、お目当ての氷瀑を発見。
しかし、想像の64倍くらい遠くからしか見られない。


そっか、雪だらけだから遊歩道も歩けないんだ。


遠くから眺めるだけになってしまったけど、人生初めて見た大きな氷瀑。
嬉しかったなぁ。


いつか、氷瀑のクライミングとかやってみたいわ。

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