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三豊鶴「酒蔵Art Restaurant〜時空と五感の蔵開き〜」

香川県三豊市。瀬戸内国際芸術祭の秋会期会場となる粟島に向かう須田港から徒歩1分の場所にある元酒蔵「三豊鶴(みとよつる)」にて、この夏・秋に食とアートのイベントを開催します!その名も「酒蔵Art Restaurant」

三豊鶴とは

四国は香川、三豊(みとよ)。瀬戸内海に向かって伸びる荘内半島の根元。瀬戸内国際芸術祭目当ての観光客も多く訪れるこの場所で、観光客と地元民のハブとなる施設として2019年にオープンしたのが「三豊鶴(みとよつる)」です。
150年前に産声を上げ、日本酒を醸造していた地域最後の酒蔵は、2005年に廃業し、空き家となっていました。解体の話が出ていたところを、我々有志5名で手を組み、古き良き価値を残しながら「地域の価値を醸造する場所」へと生まれ変わらせる活動を行なっています。


2020年には施設の一部を改装し、「三豊鶴TOJI」をオープン。
「Brew a New You!」をコンセプトに掲げ、「宿泊者自身が酒米となって酒造りの工程を体感できる」という斬新な宿泊施設です。11名まで宿泊が可能で、三世代での利用や、大人数のグループにも最適です。


酒蔵Art Restaurant〜時空と五感の蔵開き〜とは

運営を開始した2019年、試験的に食とアートのイベントを実施したところ、5000名を超える方にご来場いただき、大盛況となりました。これを踏まえ、2022年にはパワーアップさせた形でイベントを実施する運びとなりました。

◆コンセプト

作家やシェフがアートや⾷で表現する「現代の価値」と150年の歴史を有する元酒蔵三豊鶴の「過去の価値」が醸造され、「新しい未来の価値」を醸し出す。

◆ポイント

・参加作家 20 名以上。170 点以上の作品を展⽰し酒蔵全体がミュージアムに
酒蔵ならではの酒造タンクや酒造りの設備をキャンバスに、作品創作・展⽰を⾏います。ここでしか⾒られない表現・世界観をお楽しみください。

・多様なジャンルの 8 名のシェフが地域⾷⽂化をテーマにコース料理を提供 予約の取れないレストランから、個性的すぎる料理人まで、地域が誇る地元⾷材を中⼼に、規格外産品や未利⽤⿂なども活⽤し、週替わりの シェフがスペシャルコース料理を提供します。

・毎週アート作家とシェフによるトークショーやライブクリエイションを実施
⾒るだけ、⾷べるだけではありません!各週の担当作家によるライブクリエイシ ョンやシェフや三豊鶴オーナーとのトークショーなどを⾏います。

◆実施日時

8 月:5 日〜7 日、11 日〜14 日、19 日〜21 日、26 日〜28 日
9 月:2 日〜4 日、16 日〜19 日、23 日〜25 日、30 日〜10 月 2 日
10 月:7 日〜10 日、14 日〜16 日、21 日〜23 日、28 日〜30 日
11 月:3 日〜6 日(全 43 日間)

※実施日の営業時間は各日 10 時半〜22 時まで
※現代アート作家による酒蔵 Art Museum は入場無料
※週替わりシェフによる酒蔵 Restaurant は予約制、コース料理のみ

↓↓↓レストランのご予約はこちらから↓↓↓

◆担当作家・シェフ(敬称略)

8月5日〜7日
シェフ:小料理Yarn
在廊アーティスト:中尾公紀(AU)、Carlos Toledo、Luca ROMA、真澪(オープニングセレモニーのみ)、佐藤俊文(5日、7日のみ)

8月11日〜14日
シェフ:SANU
在廊アーティスト:神野翼(AU)、西永拓郎、佐藤俊文(12日のみ)

8月19日〜21日
シェフ:Miica Fran
在廊アーティスト:四代田辺竹雲斎(夜の部のみ)、松田真魚(AU)、髙木玲雄、佐藤俊文(19日のみ)

8月26日〜28日
シェフ:RAMSES
在廊アーティスト:高田雄平(AU)、勝川東、佐藤俊文(26日のみ)

9月2日〜4日
シェフ:金子高也
在廊アーティスト:西永拓郎、クリヤマナオキ、佐藤俊文(2日のみ)

9月16日〜19日
シェフ:小料理Yarn
在廊アーティスト:西永拓郎、宮岡千賀、佐藤俊文(16日のみ)

9月23日〜25日
シェフ:Miica Fran
在廊アーティスト:kuroma、小野伸介(夜の部のみ)、佐藤俊文(23日のみ)

9月30日〜10月2日
シェフ:RAMSES
在廊アーティスト:松井こーへー(AU)、佐藤俊文(30日のみ)

10月7日〜10日
シェフ:Kou
在廊アーティスト:八木智弘(AU)、AKILLER、西永拓郎、佐藤俊文(7日のみ)

10月14日〜16日
シェフ:Sun Cafe
在廊アーティスト:ARTIST miu(AU)、佐藤俊文(14日のみ)

10月21日〜23日
シェフ:SANU
在廊アーティスト:大野えつし(AU)、西永拓郎、佐藤俊文(21日のみ)

10月28日〜30日
シェフ:堕天使かっきー
在廊アーティスト:kuroma、佐野和真、佐藤俊文(28日のみ)

11月3日〜6日
シェフ:RAMSES、堕天使かっきー
在廊アーティスト:金澄子(AU)、佐藤俊文(4日のみ)

※佐藤俊文は8/5,7と毎週金曜日に在廊予定。

◆実施場所

三豊鶴
〒769-1101 香川県三豊市詫間町詫間 字須田5437

※入口は三豊鶴TOJI側となります。
(〒769-1101 香川県三豊市詫間町詫間 字須田5444)


メッセージ

それは150年前に、人々の暮らしの中心にあった“ 酒蔵 ” という地域のシンボル。 そして過ぎゆく時代と共に静かにその役割を終えた場所。

空き家となって13年が経った2019年、いよいよ危険家屋として平地化が検討されていたその時、この地で暮らす僕たちは三豊鶴と出会った。

「その昔、私は地域のシンボルだったんだ」と無言で語りかけてくるような圧倒的な佇まい。大切に残されていた酒造りの道具や巨大な樽。そして今にも当時の情景が浮かび上がってきそうな説得力のある空間。

大きな充実感と揺るぎない誇りを建物全体から感じる一方で、役割を終えた喪失感がどこか現代を生きる私たちの抱える矛盾と重なるような。

この酒蔵にもう一度息を吹き込むことが、過去と現在、そして大きく変化する未来をつなぐヒントになるのではないか。そう確信した僕たちは、地域の新たな価値を「醸造」する空間として有志5人で引き継ぐことを決意した。

酒造りなど何も知らなかった僕たちが一瞬で心を奪われたのは、建物の機能ではなく、この地で暮らしてきた人々から今の自分たちにまで連なる真心のバトン。

かつて三豊鶴で酒造りをしていた時のように多様な人々と思いが混ざり合い、 笑顔あふれる時間を作り出し、老いも若きもキラキラ輝けるひとときを醸造していける未来を夢見て、この場所を大切に運営していきます。 

主催:合同会社三豊鶴
後援:三豊市

協⼒:AU(Art Unidentified)

株式会社⽉光荘画材店

連携:瀬⼾内国際芸術祭 県内周遊事業


リンク集

三豊鶴公式webサイト

酒蔵Art Restaurant レストラン予約ページ

三豊鶴TOJI 公式サイト

三豊鶴TOJI 予約ページ

プロデューサーごめによる特設レポート(このnoteです!)
※今後、シェフさん、アーティストさんのインタビュー記事を掲載していきますので、お楽しみに!

三豊鶴instagram
※シェフさん、アーティストさんの紹介の他、レストランの空席状況、メニュー写真、ライブ配信などを配信予定です!ぜひフォローをよろしくお願いいたします。