見出し画像

[セミナーレポート]顧客を惹きつける! デジタル×リアル パーソナライズマーケティング成功の秘訣

2021年9月16日に、弊社代表木名瀬が【MILABクラブ(主催:フクシマガリレイ株式会社)】定期セミナーにて講演しました。セミナーレポートをお届けします。

図1


■セミナー概要
開催日  2021年9月16日(木) 

◎イベント名:MILABクラブ定期セミナー ~9月度~

◎主催:フクシマガリレイ株式会社 MILAB

『顧客を惹きつける! デジタル×リアル パーソナライズマーケティング成功の秘訣』

ソフトブレーン・フィールド株式会社 
代表取締役社長 木名瀬 博

-講演内容-
・コロナで変わった消費者の購買行動と心理
・パーソナライズマーケティングの重要性・事例紹介

コロナ禍でDX推進の理由は、消費者の価値観変化あり

新型コロナ感染拡大により、生活者の行動様式や消費に対する意識や価値観は変化し、「非接触・非対面」を実現させるためのデジタルシフトは加速。
「DX(デジタルトランスフォーメーション)」や「顧客体験」といった言葉をよく聞くようになりました。

まずは、消費者意識や価値観の変化とともに解説します。

図2

DXの推進には、コロナ禍で変化した価値観や思考の変化が影響しています。
弊社が実施した「コロナ禍で消費に対する意識や価値観が変わった」事柄を尋ねると、「安い」「お得に買える」といった意識は、コロナ前よりも意識が高いと見えがちですが、実は、『低価格・お得に買いたい」といった意識は、すでに消費者の中では当たり前の領域となります。


注目すべきは、それ以下の回答であり、「安心・安全・品質」「(キャッシュレス決済など)購入時の利便性」「ライフスタイル」「環境配慮」など、
「体験で得られる価値」をコロナ前よりも意識する傾向があり、

生活者は「モノで得られる価値」よりも、「体験で得られる価値」を重視して、消費をする傾向が、コロナ禍で強まっていると考えます。

多様化する顧客ニーズや価値観、企業はどうキャッチアップする?

図3

企業は多様化する「安さ」「お得」といった従来のマーケティング要素だけではなく、顧客ニーズや価値観を把握しマーケティングをすることが重要だと考えます。

弊社ではPOBデータ(登録会員数310万人・年間レシート投稿枚数1億3000枚)という購買理由データプラットフォームを提供し、企業様にはお客様毎の購買動向や購買理由といった体験価値が分析できるデータを提供し、お客様には、購買履歴に応じた購入促進プロモーション体験を提供しています。

DXの本質はデジタルではない。消費者や外部環境の変化に対応できる体験を提供すること。

図4

セミナーでは、コロナ禍で顕在化したニーズ(主に買い物・料理)に対して、小売りや企業が提供した顧客体験をPOBデータから検証しました。

▼事例動画(トータルで60:00弱あります。19:00頃から上記事例の紹介動画がスタートします)

顧客を惹きつけるパーソナライズマーケティングの秘訣とは?

図5

木名瀬:「DXの原点とは、アプリを作るといったことだけではなく、顧客に価値あるものを提供する」ということです。そのためにまず必要なのは、「お客様を知り、多様化する価値観や思考を把握すること」そして、様々な人に価値を提供するためには、「アナログの要素」も取り入れることが重要です。お客様1人ひとりの生活に寄り添う長期的な新しい価値体験を提供する企業が生き残っていくのだと思います。限られた時間・内容での説明となりましたが、本質となる部分だけでも、今後の皆様のお役に立てれば幸いです。

本セミナーに関するお問い合わせは、こちら>>





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?