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なんかプラスワン掃除

 毎日、地味に掃除をがんばっている。がんばっているというほどでもないほどだが、まぁ、がんばっている。すっかり日課となった床掃除に、なんかプラスワン、みたいな感覚で。

 今日取り組んだのは「いつも座り込まないところに座り込んだら目についた洗面所の排水管に積もっていたホコリ」と「前々から薄々気になっていたお風呂のふた」だ。「毎日それを見た時だけは思い出すが、次の瞬間忘れてる」を繰り返している汚れ、ってある。それを心につかまえておいて、きれいにできたときは、結構うれしい。

 そういう部分が家中にあるから、いつ果てるともないし、たとえ全部クリアしたところで、最初のほうで掃除したところには、また静かにホコリが積もるわけだが、「ずーっと手を掛けつづける」というのが、家と自分との関係には必要なのだろう。

(写真:川原慶賀の「行者」を消しゴムに彫りました。インクは銀色です。)

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