佐々木太一さん(演劇専修4年)への質問!

🤔どうして水戸黄門に参加しようと思ったのですか?

私が1年生の時のGALAで殺陣WSがあり、そこで水戸黄門でも殺陣が出来ると聞き、殺陣がしたいと思い参加しました。また、特殊な環境下での芝居は自分のレベルアップに必要だと考えもしました。



🤔水戸黄門を通して、忘れられないことはなんですか?

ベタな感じにはなりますが、お邪魔した施設の方々の表情です。あの笑顔や少しの動き、変化は今でも忘れません。



🤔殺陣を始めたきっかけは水戸黄門に参加したことだったのですか?

私が殺陣を始めたきっかけはGALAでの殺陣WSです。しかし、殺陣をパフォーマンスとして披露する喜び、難しさを感じ殺陣に目覚めたのは水戸黄門がきっかけです。



🤔殺陣を考える時、気を付けている事や、こだわっている部分などありますか。

私が殺陣を考える時は、フィクションとリアルの比重を考えています。誇張的にお客さんに分かりやすく殺陣を作る為に、実戦では不必要な動きや所作をいれるのか、本当にその場で戦っているように見せる為に、実際の戦闘だったらどのように動くのか身体はどのように変化するのかを考える。この2つを何対何で織り交ぜるか考えます。キャラクター性が色濃く出て、かつ対象がご高齢の方の水戸黄門は、フィクションの比重を大きくして、何が起きたか分かりやすく、各キャラのらしさを損なわないように作っていました。殺陣もお芝居ですので、これが正解と言うことはなく、演出家の求めているものや客層、殺陣師本人の好みなどで変化していきます。正解が分からない中で、もがきながら殺陣を作り高めていくことはとても楽しいです。



 🤔2019年ではご自分で付けられた殺陣シーンの音響をやられていましたよね。どうでしたか。

正直に言うとめちゃくちゃに緊張しました。他の舞台の音響班もしたことがなく、殺陣オペもしたことない状態でのことだったのでプレッシャーが凄かったです。しかし、自身が作った殺陣の音を自ら選び、音をつけていくということはとても新鮮で楽しかったです。殺陣をしている気分になるといいますか、一緒に戦っている気分になれたと思います。また、自身で作り、やったことのある殺陣ですので、タイミングや次に何が来るなどがよく分かり、通常よりも短い期間でオペに慣れることができたと思います。可能が不可能かは別として、今後殺陣オペをやる方は1度殺陣に混じってみることをオススメします。