![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139878020/rectangle_large_type_2_a6a7dcd50376858cbea6c41b85df67b5.jpeg?width=800)
表現の自由vs見ない権利
表現の自由について、第2弾。
第1弾は以下から。
Twitterで話題になっていたやつです。
「男性目線のお色気広告が視界に入るのが不愉快」という女性の訴えと、それに対する専門家のコメントが紹介されています。
創作表現の自由を守る活動で第一人者の山口貴士弁護士は、こう喝破する。
「広告によっては不快に思う人がいるのは当然ですが、その方への配慮が当然視されるようになれば、表現の自由は死にます。どんな表現でも、誰かを不快にする可能性はあるからです。表現の自由は、そうしたたんなる嫌悪感や不快感よりも優越します。表現が公の場に掲示されるのは当然のことです」
これについて、めちゃくちゃ思うことがあるので書いていきます。
まず、いつだって声高に性的被害を訴えているのは女性ですが、男性の訴えは無視してよいものなのか??被害を訴えていない男性には何も思うことがないのか??というところです。
めちゃくちゃ個人的な話をすると、R-18系の広告は正直男性向けだろうと女性向けだろうと不愉快です。仕事で調べものをしているときによく出くわすので猶更。2次元イケメン/美少女より、某中華通販サイトの卑猥な商品広告のがきつい。職場でTバックだのなんだの見たくない。
通勤通学ラッシュの時間帯に電車に乗っていたころは、女子高生が大きな声でいわゆる「腐女子トーク」を繰り広げているのが大変不愉快でした。
あまりにも不愉快なので詳細は省きますが、朝っぱらからド下ネタ連発です。たぶん、私以外にも不愉快に思っていた人はいたはず。
専門学校に通っていたころの、クラスメイトの女子とクラスメイトの男子(ラノベ作家志望)の会話が忘れられません。
A「ねーねー聞いていい?」
B「いっすよー」
A「書いてるラノベの参考にするから何カップか教えて?」
B「あー……Dだったかなたぶん」
おい恥じらいを持て、デリカシーというものはないのか、というか同じグループで作業している私(女子学生)と他3名(男子学生)の顔を見ろ、気まずすぎて今にも死にそうだ、気を使え。せめてLINEとかでやってくれ。
これはまた別の女子クラスメイト達の会話です。
C「ねー今日の朝電車で○○(同じ学校のイケメン?)いたから撮っちゃった!」
D「あーずるい!私にもちょうだい!」
C「いいよー、だいぶコレクション増えてきた」
それ同意得てないよね、盗撮じゃん、ストーカーっていうんじゃないの??こっそり写真撮られた上に”そういう”話題のネタにされるなんて、イケメンかわいそう。まあ私自身はイケメンではないので本当の意味でのイケメンの苦労はわからないのですが。
上記に挙げた例はすべて女性である私から見た世界なので、男性視点で見るとどう映るのかわかりません。
でもさあ、女性だってやってんじゃん。性的加害。と思いませんか?
朝、通勤通学の時間帯に、誰の耳にも入るような声量で、どぎついBLトークを繰り広げられて不愉快に思うことに性別なんて関係ないと思っています。女性が2人、男性が複数人いる場面で片方の女性が胸のサイズを申告する場面なんて、女の立場でも男の立場でももう2度と経験したくありません。
無許可で写真を撮って、この日は寝ぐせがついてるだとか、この日は機嫌が悪そうだとか、それ、男女逆にしたら一発アウト案件じゃないですか?
なんで女性が加害者にまわるときのことは問題にならないんですか?
美少女萌え絵が視界に入るのが嫌だ、という人がいますが、私は個人的には男性芸能人の半裸写真が視界に入る方が100倍嫌です。なんでって、見たくないもんは見たくないじゃだめですか?というか、男性の半裸写真自体は視界に入れない努力をしていますが、それにバカでかい声で黄色い声を上げている女性が無理です。「キャーー///」じゃあねえようるせえ。
男性の言うことになど一切耳を貸さずに男尊女卑の撤廃だの男女平等だのを謳って、自分が仲間と認めた人間たちだけで公金使ってぜいたくな暮らしをする人がいるそうですが、そういう人のことを「シャンパン社会主義者」というのではないでしょうか??
Wikipediaの類義語・類例の項目が興味深いですね。
口では経済的不平等批判で低所得層を代弁しているように見せているが、自身は高級車に乗っているような偽善的な左派・進歩主義者を意味する類語は様々な国に見られる。アメリカの「リムジン・リベラル(en:Limousine liberal)」、韓国の「江南左派(ko:강남좌파)」、フランスの「キャビア左派(fr:Gauche caviar)」、オーストラリアの「シャルドネ社会主義者(Chardonnay Socialist)」[14]、日本の上念司が提唱している「世田谷自然左翼」や「バラモン左翼」、ドイツの「トスカーナ分派(de:Toskana-Fraktion)」など。
いずれの言葉も概ね似通った性質を持つ語が使われている。シャンパンは高級発泡ワイン、キャビアとシャルドネ(高級ワインの原材料となるブドウの品種)は高級食材、江南と世田谷は高級住宅地、イタリアのトスカーナは高級リゾート地、リムジンは高級車、バラモンは上流階級という具合に、富裕層や上流階級が好む高級なものと「左翼、左派、リベラル」という言葉を組み合わせた熟語になっている。
そういえばイーロン・マスク氏がTwitter社CEOになってから解雇した人たちのツイートを覗いたら「世田谷自然左翼」ばかりだった、という話がありましたね。
日本語では「世田谷自然左翼」ですが、現地では「リムジン・リベラル」ですかね。アメリカでも同じように話題になったりしたのでしょうか。
私自身は名乗るなら「ジャンクフード穏健派」とか「エナジードリンク中道派」とかがいいなあと思うのですが、あんまり流行りそうにないですね。
そんなこんなで言いたいことは全部かけたと思うので、終わりにしたいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?