想い人の卒業③ 〜高波は全部僕が受ける〜

自慢の推しもとい齊藤京子さんへ

8年間の活動、お疲れ様でした。
と言っても私が接したのは4年間くらいで、あまり偉そうな事を語る資格はないと思っています。
しかし貴女には「夢を見ることの大切さ」「夢を形にするために努力することの大切さ」を学んだ気がします。
実際生まれもほぼ同じで音楽の世界を夢見たという境遇も似ていて、始まりに大きな差はなかったと勝手に思い込んでいます(厄介なオタクなので)
しかし大きな違いがありました。前述の通り「夢を叶えるために努力を続ける」ということです。
貴女は何度もオーディションを受け続け、アイドルというおそらく当初は想定していなかった世界に飛び込み、現在結果的には国民的アイドルの頂点まで辿り着きました。
しかし私は過去に貴女と同じような「夢」を持ちながらも踏み出す覚悟がなく、1番やりたいことでもあり武器でもあった歌に自信が持てず逃げてしまいました。同時に何度も挑み続ける勇気も出せず、結果として過去に縛られ後悔を続ける日々となってしまいました。
その後も順調に人生が進む訳でもなく全てが無になり全てを諦めかけていた、そんな時に出会ったのが「アイドルという形で夢となった貴女」なのです。
それからは上述の通り本当に多くのことを知らさせることになりました。「ただビジュアルが可愛いから推す」というだけでなく「尊敬しているから推す」という感情すらありました。
だから「1度終わった夢と人生に色を付けてくれた」貴女には必ず幸せになって貰わないといけないのです。だからこそ「ガチ恋」という形で支えるという結果に至ったのです。

アイドルとしての道はここで1度区切りとなり、これからは1人の表現者、として今まで以上に向かい風の道を歩むことになると思います。
ガチ恋の覚悟をしたオタクは少しのことでは離れることはありません。安心して歩んでください。イバラがあれば切り裂いて道を作ります。川が流れていれば橋を作り道を作ります。力がないのなら私の血肉を捧げて力となります。
可能な限りその道を共に歩ませてください。何と言ってもともに歩むつもりですが。

…彼氏できたり結婚したら分からんけど…

いや知り合えたら絶対好きになるから！きっかけをくれ！間違いなく運命なんだって！

失礼しました…笑

とにかく私に限ってはまだ重症みたいなので安心して進んでください。まだ貴女の歌が聴きたいし、役を演じている姿を見たい、笑っているところや嘆いているところ、そして悩んでいるところや悲しいことも全て含めて齊藤京子という人物を受け入れたい。それが私のできる約束であり覚悟である気がしています。
しかし結局感情でしか文章を作れないし煙草の本数も止まりそうにないので、今日のところはこの辺りで、とにかく

僕の想い人は齊藤京子

であることに偽りはありません。


貴女への高波は全部僕が受けます
真っ直ぐ夢を持って進んでください