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日常は涙をすぐに引っ込めさせる 【夏休み2日目】

昨日の幼稚園の面談は想像していたより穏やかに終わりました。

4歳長男は一人で黙々とブロック。
2歳次男は場所見知りをしたのかずっと抱っこ。抱っこされつつ私のTシャツの中に頭を潜り込ませる。最近の次男の一番落ち着く状態のようでそのまま先生と面談。時折Tシャツの上部から無理やり顔を出してくる。つまり私が顔を出している穴を次男も利用する。
「ええ、はい、そうなんですよね」と割と神妙に相槌を打っている私の顔の前にひょこっと顔を出す次男。無理心中ならぬ無理二人羽織。
絶対おかしいと思うんだけど、さすが幼稚園の先生、慣れているのか一切動揺もツッコミもしなかった。すごい。

そして長男はほんっとにほんっとにすごい内弁慶。いつもハキハキ喋り続けるのに、外では下を向いてもごもごをちょっぴり。これはいつか変わるのだろうか。

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今日は午前に庭でプールしたのがほめられポイント! (だんなには午後もやってあげればよかったのに、と減点されたけど)
プールはホースの主導権の奪い合いになるので結構危険。プール内で座ってパシャパシャおっとりと遊んでくれる子がいない…。

途中、ホースが持ち手(握って水の発射を調節する部分)から外れてしまった。ただのホースが地面で水をジョロジョロ出して、持ち手は意味をなさなくなった。それなのに、次男がそれに気づけずに持ち手を意気揚々と拾い上げ、にーちゃんを攻撃しようとしていたのが可愛かった。長男とゲラゲラ笑った。
「あっちゃんってば、おばかさんだねぇ」
と長男。彼も大人側にまわってきたのだなぁと少ししみじみ。

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↓このnoteが意外にたくさん読んでいただけてありがたい。ふわっとした決意だけでまだあまり具体策がないのだけど、これからおいおい考えて実行していきます。

これを読んでくれたカラストラガラさんが、あたたかく罪悪感を取り除いてくださった。
「子供に〜してやりたい」という親心も欲で、欲は無限のようにあり、無限と喧嘩したら壊れちゃうよ、という話(間違った要約だったらすみません)は目から鱗でした。あ! いっつもそれを頭の中でやって、勝手に一人で疲れてたのかも…と気づけて、今日はそれを意識してたらちょっと気が楽だった。
カラストラガラさん、ありがとうございます!

そしてみ・カミーノさんが書かれたこのnoteに泣かされました。私の育児奮闘記であの頃を思い出して書いてくださったそうです。ありがたや。

私も早く「向こうがわ」に行きたい、と望んでしまう。けれど過ぎ去ったらまた違う気持ちになるのだろう。
まだ経験のない私には分からない境地を描かれていて、でもきっと自分もそうなるのだろう。いつかは今を懐かしく、尊く思うだろう確固たる予感に、それでも日々を疎ましく思ってしまう今に、泣けてしまった。

夕ご飯のスパゲッティを茹でている時間にこのnoteを読み、ぽろぽろ泣きながら麺をかき回していたら、次男がトコトコやってきた。涙を拭って
「どうした〜? ごはん、もう少しだからね」
と次男の方を向いたら、両方の鼻の穴にクーピーペンシルが刺さっていてギョッとした。右に青、左に黒。いいことを閃いたつもりで自信満々の表情。
「だめっ! 危ないから絶対鼻に何も入れちゃだめっ! 分かった!?」
急いで鼻からすぽすぽ抜いた。注意されてもめげない次男は「残念、ウケなかったかぁ」って顔でとっとと逃げていった。

私の涙もどこかに去っていってしまった。そんな日常。


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