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無力感に流されたくない【月曜日のたねまき】

また月曜日がやってきた!今週の月曜日は大歓迎!
さあ、仕切り直そう!

先週は自堕落でこの更新もサボってしまいました。別に書かなくても誰も困るもんでもないしな、と。でも自分が困った。
書きたかったことがいっぱいあったのに、何故か全部書く気がなくなって、一週間何も書けなかった。

そして書かなかった時間はすみっこぐらしの農園アプリに費やされた。
指一本で畑に麦作って、パンにして、売って、貯めたお金で新しいお店を作る。稼げば稼ぐだけ農園は拡大していくけど、それがなんになるんだろう。新しい手間が増えるだけ。でも時間が経てば勝手に出来上がっていて、収穫できるのがなんだか励まされる。実際は生産性ゼロなんだけども。
ちなみに4歳息子はすみっこぐらしを「すみっこぶらし」と言う。聞くたび大掃除しなきゃなって気になる。(気になるだけで実際はしてない)

そんなわけで、うーうーうなりながら書くことから逃げてゲームしている嫌な一週間でした。ケイクスの三度目の炎上もとってもがっかりしたし、noteへの熱がさぁーっと冷めていくのが自分でも悲しい。
とにかく自分との約束はちっぽけでも破っちゃだめだなって思い知った。また書きます。

***

書くかずっと迷っていたけど、はるさんのこと。
私は実際にお会いしたことはないし、Twitterでもちらりとしかやりとりをしたことがない。だから私などが書くことはおこがましいかもしれないけど、でもどうしても気になって。

ずっとはるさんのnoteを読んできた。

誠実な筆致、息子さんたちへの深い愛、繊細な感受性、自分のことで大変なはずなのに児童虐待防止運動へ寄付をされる大きな心と行動力。
私は彼女を尊敬している。

noteから垣間見える彼女の経験に、その想いに、いつも圧倒された。
自分などが何かを言えることはないと思い、ただただ幸せが訪れてくれるのを願っていた。どうすればいいのか分からなかった。

折りに触れ考えていたせいか、夢の中ではるさんに会ったことがある。
息子さんらと青空の下、広い原っぱでフリスビーをしていた。
そして自ら光っているような、とびっきりの笑顔の女性がはるさんの側にいた。はるさんも穏やかに笑ってらして、私はひとり勝手に「よかった、はるさんはこれからきっと大丈夫だ」と安心している夢だった。

ほとんど知らない人から「あなたの夢を見ました」なんて怖いかもと思い何ヶ月かひとりで抱えていたのだけど、先日新たに旅立とうとしている彼女に、心ばかりのサポートとともにそれを伝えてしまった。140字のメッセージにおさまらなくて無駄に字数と格闘しながら。気味が悪かったら申し訳ないけど、ほんの少しでもエールになれたら、と。
すると、はるさんからとてもあたたかいお返事をいただけた。こちらまで泣けてしまった。どうか全てうまくいきますように、と祈っていた。

が、その数日後、このnoteを読んだ。
新しい光が差し込んできたと思った矢先に、殴られた。
彼女の肉親や旦那の無理解で理不尽なふるまいに強い憤りを覚えた。
彼女のnoteを全て、彼らに読ませて己の酷さを分からせてやりたかった。

私は、そしてきっとはるさんのnoteを読んでいる大勢の人は、はるさんを信じている。幸せを願っている。

それでも実際は何もできない。
無力感でいっぱいでその日は何も手につかなかった。

noteを読むということはTVでリアリティ番組を見ることとは全く違う。傍観者ではいられない。
同じ時代に共に生きていて、日々の感情の起伏から、過去の出来事、未来への展望までお互いにちょっとずつ知り合って。実際に会っている人以上に、この場で胸の内を明かしている。
それでも自分がここまで動揺することに驚いた。

誰か、はるさんのことを書いてないか、どう思っているのか、どうすればいいのか。
私はnoteとTwitterをうろうろと彷徨った。自分では一言も発信せず、誰かの言葉を知りたかった。なんだか卑怯だった。

そして神谷京介さんが開設してくださったはるさんへのサポートページに辿り着いた。開設のアイディアは私の大好きなタダノヒトミさんが出されたらしい。

このnoteを読み、やっと動揺がおさまりました。

この記事を読まれた方の中には、はるさんと交流のあった方もたくさんいたかと思います。
 そして「なにか自分にできることをしたいけど、それがなんなのかわからない」という方もまた、多くいらっしゃったのではないでしょうか。
 かくいう僕もわかっていません。だからこそ、みなさまと協力して、ほんの少しだけ分ける力をおおきくできるんじゃないかな、と考えました。
あくまでも、僕たちは今までどおりnoteを、創作を楽しみ、それぞれの生活をおだやかに過ごしつつ、少しずつ分け合うなにかの受け皿に、ここがなればいい。

私が無力感に酔って流されている間に、こんなにも優しく力強い場を開設してくださった方々がいる。
こちらのことまで気遣ってくださる文章に感激しました。
そしてこのサポートに賛同する人がたくさんいることに。

はるさんが辛い時も真摯に紡いできた文が、たくさんの人を動かしていく。いや、彼女のために動きたいと思わせてくれる。
私も無力感に流されずに、できることをしたい。

はるさんの文が、きっとはるさんを幸せに導いてくれる。

夢に見た幸せな光景がきっと実現することを信じています。

***

書きはじめたら気持ちが溢れてしまい、いつもと違うトーンのものになってしまいました。しかも月曜日が終わりそう…。
でもこれが今週の月曜日の私なので、今回はこれでよしとします。

今週がどうか穏やかにいい方向に進んでいけますように。


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