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大切な人の大切な瞬間に立ち会いたいから、ゆっくりと、長く続く道をゆく。


ふと、1年前にインタビューをしたはるちゃんと当時の話をする機会があった。


「いつかお願いしたいと思ってて、その節目の日が来ました!」

その嬉しいメッセージが届いたのは、2023年、年が明けてすぐのこと。人生で初めて、自分の想いをカタチにした「人生の節目に想いを遺すcorelight interview」をスタートさせてから1年が経とうとする頃だった。


それまでの私は、自分のサービスなんて作ったこともなければ、会社員以外の働き方もしたことがなかった。でも、「今しかない、今だからこそ言葉にできる想いを、そのまま遺すことには価値がある。」それに対しての価値も、可能性も信じ切れていたから、とにかく無我夢中で伝え続けていたと思う。

(当時書いていたnote。今読み返しても、変わらない想いと、さらに想いが深くなった今の自分の変化を感じる……。)


今でこそ、毎月大切な人の節目や、「今」その瞬間の想いを遺させていただいているけれど、最初からそうだったわけじゃなかった。

スタートして3ヶ月、やっていることへの自信はあるのに「必要とされてないのかな?」とか「想いが伝わってないのかな?」と不安になることもあった。「言い過ぎてない?うるさい?」発信の頻度や言葉を気にしてたことも、数えきれないほどあった。

生活必需品ではない。でも、絶対それをしたら人生が豊かになる。

写真は遺すのに、なんで想い(言葉)は遺さないの?もったいない!!!

そう思うけれど、聞き慣れないサービスに、しかも「インタビュー」という言葉が持つ固定概念が壁となって何度も行く先が遮られたように感じる瞬間があった。


それがこの日、はるちゃんが送ってくれたメッセージを読んで「あ、ちゃんと届いてたんだ」と思った。と同時に、その節目に立ち会えるまでやり続けてよかったなとも思ったんだ。

(この時の想いは、はるちゃん自身を温め続けているし、今もなお、多くの人の心を励まし続けている。)



大切な人の、大切な節目に立ち会えること。

遺したい「今」の、その大切な想いを託してもらえること。

こんなに嬉しい瞬間が目の前にあるのは、不安になっても、折れそうになっても、それでも伝え続けて、やり続けてきたからだなと。


でもね。それが出来たのは紛れもなく、私の届けたい価値を信じてくれて、必要としてくれた人がいたから。

「あの時の私がいるから、今の私がいるんだなって愛おしくなりました」

「あの時の記憶、今はもう思い出せないから、読み返すたびに原点に戻る気持ちになってる」

「最近の変わってないなぁと思ってたけど、この日から見たから確実に成長してたなと実感できた」

「時間が経つほどに遺してよかったという気持ちが増してます!」

「いつか、子どもが大きくなったら一緒に読むのが楽しみです」

インタビューの後、届き続けるみなさんの声は宝物です。



わたしが、言葉を遺すことに価値があると言うその理由を、想いをつなぐとはどういうことかを、まさに体現し続けてくれた人たちがいるから。

大切な人が、自分の人生を愛しく思うきっかけを届け続ける。

辞めてしまっては、その選択肢がなくなってしまうから。
ゆっくりでいいんだ。長く続けるために、遺したい想いと出逢った時、その瞬間に立ち会える私でいるために。





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