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推し。というプレッシャー

あなたの推しは誰(何?)ですか?

友人が最近会社でよく聞かれるという。

推しがいるのが普通なの?
みんながみんな、何かしらの推し活をしているの?
と彼女は戸惑うように言った。


推し活を楽しみ、それを仕事のモチベーションや日々の癒しにしている人がいる一方で

あなたの推しは?
という言葉に戸惑い、プレッシャーを感じる人もいる。

私も特に「推し」というのはいない。
好きなミュージシャンはいるけれど、四六時中そのミュージシャンの曲を聴いているわけではないし、なんなら曲名を覚えるのも苦手だ。

好きな本はあるけれど、そのストーリーを楽しむに留まっている。


私は〇〇推しなんです。あなたは?
と聞かれたら、多分私も圧力を感じる。

一方で、私が20年くらい前までの
アニメやゲームのキャラが好き=オタク
みたいな空気は薄くなり、
アニメのキャラが好きな人もアイドルが好きな人も、俳優•女優が好きな人も、
推しがいる。
でまとめて、リアルか二次元かは関係ない。
みたいな空気は好きだ。
アニメキャラと思しきキーホルダーとかをカバンにつけている人も増えた。

好きなキャラクターや有名人を応援している=推し活してる。そこに注力している人の情熱や一途さには憧れたりもする。

でも、そういうものを求めていない人もいる。
それ以外の趣味に、ペットに、仕事に注力している人もいれば、
何かに力を入れるわけでもなく、いろいろなことをそれなりに楽しむ人もいる。

推しがいる=人生楽しんでる
ではない。
人生の楽しみ方の一つが推し活、なんだと思う。

私は

仕事も
ものづくりも
夫との暮らしも
noteも

全て楽しんでいて、どれか一つに注力することはない。

そして一つのことに注力できない、夢中になれない自分の性格に劣等感を感じていたりする。

だからお願い。
あなたの推しは?
って推しがいる前提できかないで。

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