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種類ありすぎ!?昔話絵本に迷ったらこれ!

ハーイ!みてみんです。
みなさんのお子さんは日本の昔話をどのくらい知っていますか?
今回は昔話絵本のオススメを紹介します!
その前に私が昔話絵本を購入するときに
参考になった話も書いておくので、ぜひ読んでって!

昔話どれだけ知ってる?

私が子供の頃、家にあった日本の昔話絵本は
桃太郎と金太郎そして
ディズニーの古い短編・長編映画などを絵本にしたものが
シリーズで置いてあって
(みにくいアヒルの子、三匹のこぶた、シンデレラ、白雪姫とか)

毎晩のように母に読み聞かせてもらったし、
自分で読めるようになってからも
何度も何度も繰り返し読んだから
出だしは完全に覚えてる。

「昔々、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは山へしば刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
おばあさんが川で洗濯をしていると
大きな桃が、どんぶらこ、どんぶらこと流れてきました。」

私の家にあった桃太郎の冒頭が絵とともに完全に思い出せる。

私が子供の頃にはアニメの「日本昔ばなし」もやってました。
あと、NHKの人形劇の「三枚のお札」に出てくる
目がつり上がって表情が変わるやまんば怖かったなー。
怖いけど見ちゃってた。

でも、今の子たちって果たしてどのくらい
日本の昔話を知っているんだろう。
やっぱり日本の昔話には
日本の生活、文化、慣習、宗教観、歴史・・・
大切なものがたっくさん詰まっていると思うんです。

昔話を読む理由

何よりも昔話を読む意義って情操教育にあると思うんです。
昔はいろんな大人が関わりながら教えてくれたようなことを
絵本でわかりやすく伝えられるので
昔話は日本のものじゃなくても本当にオススメです!

息子が少し長めのお話も読み聞かせできるようになってきた頃、
そろそろ昔話を読みたいなと思った時に私が悩んだのが
その種類の多さです!
桃太郎のお話一つとってもいろんな出版社から出てて
語り口も絵も違う。
イラストちっくなものから、リアルなものまで。

自分が読んできたような絵本はどこにあるんだろう。
あれが好きだったのになぁ。

そんな時、長年幼児教育に関わってきた方とお話しする機会があり、
悩みをぶつけてみたんです。
「桃太郎の絵本を探してみたら人気なのは、
私の読んできた桃太郎とちょっと違う。
何より、桃が「どんぶらこ」って流れてこない!
どの絵本を選んでいいのかわからない。」と。

そうしたらその先生の答えはこうでした。

「どんぶらこ」でも「つんぶく、かんぶく」でもいいじゃない。
伝承地方によって国内でもいろんな擬音語があるということも学べるよ。

目から鱗とはこのことでした。

「そうだわ、桃太郎って岡山だけじゃないんよね。」
大人になってから広島に住んでいたから
よく岡山に行く機会があって、
実際、岡山で鬼ヶ島伝説の残っている父島にも行ったし、
なんなら鬼の洞窟入ったし、
もう桃太郎といえば岡山!って思ってたんよ。
でも違った。
私はこうじゃなきゃダメって、頭が凝り固まってたな。

でも先生はこうも話していました。

最近の絵本は原作と結末が違ってるものがある。
昔話は悪いことをしたら自分に返ってくるものが多いけど、
例えば「3びきのこぶた」の本当のお話は
こぶたが最後に煙突から落ちてきた狼を
鍋に落として、ぐつぐつ煮て食べちゃう。
でもそこまでは描いていなくて、
最後には狼を許して仲良くなってしまうものもある。
それは本当にいいのかどうか。
悪いことをしたら報いがあるし、
すごく残酷だけど
(鍋で煮て食べたり、お腹を切って川に捨てたり)
でもそれがサラリと描いてあって子供が受け取りやすいのが絵本。
今こそ昔話だと思う。
人の気持ちがわからない人、変なニュース、
いじめとか多いでしょう。

本当にその通りだし、
相手の立場に立って考えることができるのは
能の発達では4〜5歳からと言われているし、

人生経験が少ない子供達でも
読書をすることで誰かの立場を疑似体験できる
それが本の魅力だから。
昔話に限らず、本を読むことは本当に大切だなと
改めて感じた言葉でした。

ぜひ、本を買う前には中身に一度目を通して
良質な本を選んで子供に与えてほしいと思います。

その時に先生が教えてくださったオススメがこちら!

オススメの昔話絵本

「単品でも買えるけど、もう売ってない本もあるから
全て揃えたいならセット購入か中古で買うのがオススメ。」

と言われましたが、全巻セットもアマゾンでは売り切れていて
私はメルカリで探してセットで購入しました。

中には、小学生の国語の教科書出てくる
「ちからたろう」や「わらしべ長者」もあります。

息子のお気に入りは「やまんばのにしき」


私が知ってるやまんばは人を食べるんだけど
このやまんばはとっても優しくて、
村の人たちの守り神的存在となっています。
読んだ後、ほっこりしますよ。

昔話を読むと、
現代の絵本にはない言葉が盛りだくさんで語彙力が鍛えられるし、
昔の生活文化に触れられるのも知識が増えていい!
私は大人になってから、
桃太郎のおじいさんがしば刈りに行く意味を知りました。
あれ、草刈りのことだと思ってたけど、
薪がわりの柴を取りに行く意味だったんだ・・
しば違いだった!!
と知りました。

楽天roomにも載せています。
ぜひチェックしてみてくださいね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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