さなぎダンスを終えて、感謝を。

柳に蛹、ツナギで見ていた朝凪に。

うかうかしていたら羽化する雨下。

29.30日。
さなぎダンスにご来演頂き本当にありがとうございました。

様々な多くの方々がいらして、ちょっと萎縮しまくりました笑

割とこじんまりとした良い意味で狭く、演者の呼吸も動きも世界観も割と目の前で感じられる素敵な場所でした。

ＳＮＳで繋がっている方々にもお会いできたりして本当に感謝しております。

あまりにも緊張しすぎていたので、きちんと対応できていたのかは少し不安ではあります笑

それこそTwitterにてお知り合いになった栗棟さんに誘われなければ多分経験出来なかった濃密な時間でした。

栗棟さんを含めて三名のダンサーの中、
一人だけ音を出す人。
何度でも言いますが、ミュージシャンじゃないですよ！

野球場にサッカーのユニフォームで来てるみたいな場違い感　笑


スタジオでの練習から本公演のホールでの練習と、研いで研いで研ぎ澄ませまくった、かなり尖った世界観だったと思います。

三回とも個人的な感覚ですが、かなり雰囲気違ったと思います。

地中の夢とは、栗棟さん、凄いなあと。
それで、さなぎでしょ？

もう、なんかエグいんですよ笑

明るいわけがないじゃないですか！笑

調子乗った派手目なノイズなんか出せる雰囲気ゼロですよ！笑


普段は、そもそも周囲の音を録音した素材をパソコンで音源に変換するというだけで自己完結しており、それで自己満足しています。

有難いことにたまに呼んでくださるライブでの演奏となると、お客さんよりも共演者様の方が多いのが当たり前みたいな雰囲気でやってまして、それでもとても緊張してパニくるのです。
毎回何かしらやらかしています。
誤魔化すのだけが上手くなりました。
とても緊張しながらも自由に楽しくやってはいます。



今回の公演のようにお客さんがたくさん存在している空間というのがもうさらにさらに緊張感が三倍ほどになりまして、
しかも全てが初めての経験でしたので大変でした。

ずーっと一人でキツイ！キツイ！と女性のスタッフさん達に言ってた気がします笑

タバコの本数が一人しか吸わなかったので、エライことになってました笑
きちんと持って帰りました！笑


暗転てやつは、本当に真っ暗な闇なんですね、楽器が全く見えなくなるんですよ笑
控室ももちろん真っ暗、スマホの明かりを少しだけ、そんな中に緊張で固まったまま小一時間以上待機していました笑
二番手だった劇団態変のホープ池田さんと待機していたので、舞台に影響が出ないレベルでヒソヒソと会話をして何とか凌いでいました笑

今回、ダンサーとして出演された松倉さん、池田さんの舞台はリハーサルも含めて一切見ていません。

本当は、お二方のダンス、すごく見たかったのですが、自分が未熟であるため、
見てしまうと、自分の音が引っ張られてしまう気がしたので、あえてそうしました。
真っ暗な控室から漏れて聞こえる音すらも、なるべく聴かないようにしていました。

ホントこちらの勝手で申し訳ありません。

次回は観客として、しっかり拝見したいと思います。

そもそも身体表現が大好きなので。

公演を縁の下で作り上げてくださった音響や照明などのスタッフの皆様、
右も左もわかってない自分に優しく色々と教えてくださった劇団の小泉さん含めた皆様、
こんなホントどこの馬の骨なモノを快く受け入れて下さった企画の上念様、
もっとお話しさせて頂きたかった劇団態変主宰の金滿里様、
ＳＮＳで気にかけてくれて拡散してくださった方々、もう言い出したらキリがない全ての皆様方、本当に感謝しております。

一つ言えるのは、

無茶苦茶緊張した！

死ぬかと思った！

ということです笑

お客さんらを見てない！
見ない！
絶対見ない！
気配はするけど！　

を一人孤独に楽器を並べながら、
闘ってました笑


終演後、駅のホームで栗棟さんとここまでの道程を長い時間お話しできたのは宝物みたいな時間でした。
居酒屋でも行けば良かったです笑

ＳＮＳで繋がって、ＳＮＳでコラボをやり、リアルな世界でお会いして、お互いのリアルな表現で世界を作る。

ホント、こんなことができるんですねー。

普段は写真を撮ったり、ノイズをやったりしているだけのただのおじさんなので、
そこは履き違えないで欲しいところです。

舞台のルール的なモノなのか写真や動画がNGでしたので、ありません。
写真はみんなで撮影したので出てるのかなあー？

長々すいません。

文章を書くと長くなるのが悪い癖です。

地中の夢　〜2022 Metamor Hall〜

sound担当
MITEI NARICO