環境問題に取り組む子供たちと取り組まない俺。
マイクロプラスチックストーリーという映画を娘の課題で一緒に観た。
https://www.microplasticstory.org
ブルックリンに住む小学生がプラスティック汚染問題を学び、そして、その問題解決に向けてさまざまなアクションを起こすというドキュメンタリー映画だ。
プラスティックがなぜ問題なのか、どうしてプラスティックが海に流れるのか、そこからの海洋生物への影響からの人類含め地球全体への影響、そもそもプラスティックがどうして作られたのか、すごくわかりやすく解説してくれる。
そして彼らのすごいところは、子供たちが問題解決に向けて何が出来るのか、自分たちのできることを実際行動に移して実行したことだった。
環境問題に対するアクションを仮に個人が意識をもってやること自体が既に素晴らしいことだが、学校のクラス単位、数名が同じ問題意識を持ってアクションをするということが何より感銘を受けた。
大人になると、考え方もさまざまでどうしても誰かと一緒に環境問題に取り組もうとするのは難しい。(もしかしたらそう思っているは俺だけかもだけど。。)
どこかのnoteでも書いたけど、コロナになってから俺は環境問題に興味が湧いている。
それは何が問題なのか、どうしてそうなったのか、まだそれを知る段階で、じゃあ何をしよう、どんなアクションをしようというレベルにはなっていない。
まだまだ勉強が必要である。
そんな中で小学生の彼らの行動は、自分たちの自信にもなるし、これからの人生をおいて指針にもなると思う。
多くの環境問題は、彼らよりずっと大人がお金欲しさや豊かさを求めて起きた問題だと思う。
本来であれば子供たちより大人が真っ先に環境問題に取り組むべきだ。
むしろ、じいさんばあさん暇なら環境問題に率先して取り組んで欲しいとすら自分を棚に上げて思う。
アルゴア元アメリカ大統領の映画『不都合な真実』でも、ディカプリオの『Cowspiracy』でも、気候変動による地球の危機を訴えている。
それは遠くない将来で、今の子供たちにどんな影響があるか分からない。
ただ俺が想像できるのは、自分たちが命の危機を身近に感じた時にやっとこうすれば良かったとか、政治家のせいだとか誰かのせいにして、理解するのだろう。それはコロナのパンデミックで実証されたようなもんだ。
そうなってからでは遅いのにね。
でも、自分自身もいざ、マイバッグとか脱プラスティックとか考えてもどうしてもおざなりになってしまう。
面倒くさいとか、楽してしまうからだろうか。
誰かのためにって思えば理解出来るし、十分頑張る理由になるのに。
そんな映画のキラキラした子供たちを見て、タバコもやめられない俺はクズ野郎だなと思ったのでした。
※写真は家の裏山。初めて足を踏み入れた場所。看板があってみたら、立ち入り禁止って書いてあった。
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